あれは当時、世界中で豚インフルエンザなるものが猛威をふるっていた頃。
入ってくるニュースは恐怖感を煽るようなものばかりで、
企業派遣のSさんなどは、
会社から空輸で、
全身防護服が送られてきていた・・・・
∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
が・・・なぜかのんきなスペイン。
そもそもインフルエンザに対する考え方が、
「風邪よりいいじゃん?熱出るだけだし」
みたいに考えているのです。
「うがいと手洗いで気を付けましょう」みたいなポスターは貼ってあるのですが・・・・
そして皆さん、前述の通り、
マスクをつけるということをしません。
気を付けていたのですが・・・・
ある日、つれが発熱しました。
歩くのもままならず、
夜間でも対応可能な病院をAIUの病院リストで確認。
タクシーをとばして駆けつけると、
裏口のようなところが救急受付らしい・・・
ドラマ「ER」のような状況を想定しながら中に入ると、
のんびりオヤツを食べている太った女性が受付に1名いるだけ。
「英語できるかな?」
という淡い望みは一瞬でかき消され、
なんとかスペイン語で状況を伝えると、
「OK、ちょっとまってて」
と、奥に消えていく。
待たされること10分ほどで、部屋に通されると、
そこで医者の到着をしばらく待ち、
やっと(のんびりと)医者が到着。
AIUの紹介で英語ができるはず・・・だったが、
そんな気配すら感じさせぬ、生粋のスペイン人。
一応辞書を用意しながら診察を受けるも、
話を聞いて、熱を測ると、
「日本人? 何してるの、こんなところで。MBA?へぇー・・・」
などと、関係ないことをのんきに話し出す始末。
そして、「じゃあ、処方箋書くからちょっとまってて」
といって部屋を出ると、そのまま10分以上放置。
連れはますますグロッキーになり、
診察台でコートにくるまってがたがた震え始め、
「いい加減にしてくれ・・・・」
というぐらい時間がたった頃に、ようやく医者登場。
紙を渡され、「じゃ」といなくなりそうになるのを引き止め、
AIUの必要書類にサインをもらい、
やっとのことで終了。
とりあえずその日は薬をもらったので、
次の日に薬局へ行き、処方箋の通りの薬をもらう。
出されたのは、液体1種類と、錠剤2種類。
全部飲め、というので、指示通りに飲ませるも、
なぜか数時間後に腹痛。
薬のせいか?と疑い、
指示された頻度で飲むのをやめると、
なんとか腹痛もおさまってきた様子。
数日して少し回復してきたときに、
ブログでもらった薬のことを書くと、
MRをやっている知り合いから、速攻でコメントが。
「あんた、そんな馬が飲むような量飲んでたら死ぬよ!!!」
と。
どうやら、日本ではありえないぐらいの大量の、
しかも全て解熱剤が処方されていたらしいのです。
ちなみにスペイン人は、あまり医者には行かないとか。
薬局行って症状伝えて、
完全なる「対症療法」を自分で行うらしい・・・・
そして無料の病院がいるので、
大抵の人はそこに行く(そちらはいつも混んでいるとか)とか。
いや、海外で医者にかかるって、
本当に怖いですね・・・・
言葉が通じても怖いと思います。
全く通じなかったら、どんなに恐ろしいことかと・・・・
いやはや
Y(>_<、)Y