昨日は次男の中高一貫校の入学式、今日は勤務校の入学式でした。
この仕事をしていると、入学式と卒業式は毎年経験しますが、今年は私立の学校の入学式に保護者として参加して、興味深いことが多々ありました。

まず、私立の進学校と公立中では、学校として大事にしているものがずいぶん違うんだなぁと感じます。
私立の進学校は、思いっきり勉強に打ち込める環境があります。勉強をしたい人たちが通う学校なんですね。
この点、公立の中学校では、勉強はさほど重視されていません。勉強ができる人、あまり得意ではない人、すごく苦手な人が混在しています。だからあまり勉強のことを全面に出すと、自信をなくしちゃう子がでてきてしまいます。
たとえ勉強はできなくても、自分らしく輝ける3年間を送ることができたら、それで充分、100点満点なんですよね。
だから、入学式の祝辞にも、勉強という言葉は、スポーツ、部活、生徒会活動などの言葉と同じ重みの言葉としてさらりと登場するに過ぎません。

これに対して、昨日の次男の入学式では、貪欲に学び続ける大切さが強調されていました。また、国際情勢、世界経済、エネルギー問題など、今まさに私たちに降りかかってくる大問題についての言及が各所であり、驚きました。そうした問題について自分なりに考え、対処できるように、学ぶことが大切だという発言もありました。

公立には公立の学校の良さがありますし、私立には私立の良さがあります.どちらがどうだとは一概には言えませんが、公立王国と言われる地域に住んでいる私としては、息子校のような学校はすごく魅力的だなと思ってしまいました。


学校として勉強に重きをおかない環境でありながらも、全教科評定オール5、また生徒会、部活にも熱心に取り組む完璧な中学生が理想とされ、そういう生徒が地域のトップ校と言われる公立高校に進学していく、そんな窮屈な世界、価値観から解放されて、自分の好きな勉強に思いっきり打ち込めるのは、私立の中高一貫校の良さだと感じます。

息子の6年間が充実した楽しいものであるといいなと思います。