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薬と医療について知っておきたいこと

薬や医療について、覚えておきたいことをまとめたブログです。

月経困難症とは、簡単に言えば生理痛のことです。とくにひどい状態のことを月経困難症といいます。激しい下腹部痛や腰痛のほか、頭痛や吐き気、全身の倦怠感など、さまざまな症状を併発し、日常生活はままならないという人も珍しくありません。


この症状は、経血を外に押し出すときに子宮内膜から分泌されるプロスタグランディンという物質があり、その量が多いと子宮を収縮させ、痛みを引き起こします。


また、若い時期に強く痛む傾向があるのは、子宮の発育が未熟なため、経血の通り道である子宮頸管が細いことが原因です。病気を伴わない場合、その原因の多くは、体質や運動不足、精神的ストレスなどですが、深刻なのは子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症などの病気が隠れている場合があることです。


もし、20歳前ならば、子宮の成熟と共に痛みを感じなくなることもあります。また、機能性月経困難症ならば、痛みをうまく付き合っていくことを考えましょう。


心も体もリラックスした状態をつくるということも、対処法の一つとして効果的です。


ただし、日常生活に支障をきたすほど症状が重い場合は、鎮痛剤や漢方薬の使用も含めて、医師の診断を受けましょう。

免疫系には、最近やウイルスなど、自分の体にとって害になるものが侵入してくると、それを認識して排除しようとするシステムがあります。


このような外的から身を守ってくれる役割を果たしているのは、白血球です。一口に白血球と言っても、さまざまなタイプがあり、それぞれに役割が違っています。


白血球は骨の中にある骨髄で作られ、血管を通って抹消の組織に送られます。体液の中に入り込んだ白血球は、全身にめぐらされた血管やリンパ管に吸い上げられます。


リンパ管の経路には、たくさんのリンパ節があります。外敵が侵入した場合、リンパ節が大きな戦場になって、免疫細胞などが膨れ上がります。これがリンパ線が腫れる状態です。


基本的に、白血球の数は消費エネルギーの量に比例しています。家の中でゴロゴロしている時よりも、スポーツをしたりして激しく体を動かした後では、消費エネルギー量の大きい方が、白血球数は多いものです。


これは、活動している時の方が、怪我などで外敵が侵入する可能性があり、防御力を高めるためだと考えられています。

常備薬には、普段からよく使うものと、夜間や休日などに、急に必要になったときに使うものの両方を用意しておく必要があります。例としては、以下のようなものがあります。


総合風邪薬、鎮痛薬、下痢止め、胃腸薬、鎮痙薬、整腸薬、セキ止め、歯痛薬、消毒薬、キズ薬、血止め、抗ヒスタミン薬、かゆみ止め軟膏、化膿止め軟膏、包帯、三角巾、滅菌ガーゼ、体温計、サージカルテープ


とりあえず、これぐらいあれば問題ないと言われています。大ざっぱに見ると、急な発熱、下痢、胃痛などに対処できる内服薬と、予期せぬ怪我の処置に使える医療用具と消毒薬です。


救急箱も準備して、家族全員がわかる場所に置いておくのがベストですね。


ただ、常備するにあたっては、薬の有効期限に注意しなければなりません。いざ使おうと思ったら、有効期限が過ぎていた・・なんてならないように、3ヶ月に1度ぐらいのペースで確認しておきたいものです。