ぼくのおばあちゃんから聞いたお話をしようと思います。
ぼくのおばあちゃんの、お父さんの、おじいちゃん・・・煩わしいので、もうおじいちゃんでいいや(笑)
おじいちゃんが、畑仕事に毎日行ってる途中にお地蔵さんが立っていたそうです。
いじいちゃんは仕事に行くまえと、仕事を終えた後
いつも手を合わせていたそうです。
昔の話なので、そのころはご飯を食べるのに精一杯の時代・・・・・
ある日、いつも手を合わせてるお地蔵さんに、夜おにぎりをにぎって持って行きました。
いつもお世話になってるから「ありがとうございます」の意味をこめて・・・・
手を合わせ拝んでいるところに、その時代にいるはずもない落ち武者が立っていました。
その落ち武者は、錆びた刀を振りかざし、おじいちゃんの心にこういいました。
「そんなことするな!」っと・・・
落ち武者さんは自分の家庭もままならないのに、
「おにぎりなんて持ってくるな、自分で食べて畑仕事に精をだせ!」って思ったんだよって
おばあちゃんが言ってました。
その時のおじいちゃんはびっくりして逃げ出したそうです。
それからは手を合わせ、おにぎりではなく、イイ香りのするお線香を供えるようになったそうです。
昔の人たちは、死んでも人に対する「思いやり」があったような気がします。
今日も暑いです。
暑くてイライラしたり、
暑くて思うように体が動かなくても
人にたいするちょっとしたやさしや、思いやり忘れないようにしたいですね
今週もがんばりましょう
kuinn