報告
現在は休止中です。
ユイ:じゃぁ先輩、私と結婚してくれますか?
音無:…っ、ぁ、それは…
日向:俺が結婚してやんよ!
バットを落とすユイ。BGM「一番の宝物」
音無:日向…。
日向:俺が結婚してやんよ。これが…俺の本気だ。
ユイ:そんな…。先輩は、ほんとのあたしを知らないもん。
日向:現実が、生きてた時のお前がどんなでも、俺が結婚してやんよ。もしお前が、どんなハンデを抱えてでも。
ユイ:ユイ歩けないよ?立てないよ?
日向:どんなハンデでもつったろ!!
ユイ:はっ…
日向:歩けなくても、立てなくても、もし子供が産めなくても、それでも…俺はお前と結婚してやんよ!!
ユイ:んっ…
日向:ずっとずっと、傍に居てやんよ。ここで出会ったお前は、ユイの偽者じゃない、ユイだ。どこで出会っていたとしても、俺は、好きになっていたはずだ。また60億分の1の確立で出会えたら、そんときもまた、お前が動けない体だったとしても、お前と結婚してやんよ。
ユイ:っ、出会えないよ…、ユイ、家で寝たきりだもん。
日向:俺、野球やってるからさ。ある日、お前ん家の窓をパリーンって打った球で割っちまうんだ。それを取りに行くとさ、お前が居るんだ。へっ、それが出会い。話するとさ、気が合ってさ、いつしか毎日通うようになる。介護も始める。そういうのはどうだ?
ユイ:うん…。っ、ねぇ?そんときはさ。あたしをいつも一人でさ、頑張って介護してくれた、あたしのお母さん…楽にしてあげてね?
日向:…任せろ。
ユイ:っ、良かった…
音無:あのさ、奏。ここに…残らないか?
奏:えっ?
音無:なんか、急に思いついちまった。だってさ…またゆりや日向達のように、報われない人生を送って、ここに来てしまうやつがいるってことじゃん?
奏:そうね…
音無:そいつら、またゆり達のように、ここに居ついちまいかねない。ここでずっとさ、苦しんで、生きることに抗い続けてしまうかもしれない。
奏:そうね…
音無:でもさ、俺達が残っていたらさ、そいつらに、今回のようにさ、生きることの良さを伝えてさ、卒業させてやることができる。もしかしたら、そういう役目のために、俺は…ここに来たのかも知れない。だからさ…一緒に残らないか?奏が居てくれたらさ、こんな世界でも…俺は、寂しくないから。前にも言ったかもしれない、俺はお前と一緒に居たい。これから先も、居続けたい。だって俺は…奏の事が、こんなにも…好きだから。
そっと抱きしめる。
音無:好きだ。
奏は、そっと目をつむる。
音無:どうして、何も言ってくれないんだ。
奏:言いたくない。
音無:どうして?
奏:今の思いを伝えてしまったら、私は、消えてしまうから。
音無:…どうして?
奏:だって私は…「ありがとう」をあなたに言いに来たんだから…
音無:どういう、こと、だよ。
奏:あたしは…あなたの心臓で、生きながらえることができた女の子なの…
驚く音無。BGM「一番の宝物」
奏:今のあたしの胸では、あなたの心臓が鼓動を打っている。ただ一つの私の不幸は、あたしに青春をくれた恩人に、「ありがとう」を言えなかった事。それを言いたくて、それだけが心残りで、この世界に迷い込んだの。
音無:そんなっ…。でも、どうして俺だって分かった?
奏:最初のひと刺しで気づけた。あなたには…心臓が無かった。
音無:は、ぁ゛…、でもっ、それだけじゃ…!
奏:あなたが記憶を取り戻せたのは、あたしの胸の上で夢を見たから、自分の鼓動の音を、聞き続けていたから。
音無:そんな…。
奏:結弦…お願い。さっきの言葉、もう一度言って?
音無:はっ、そんなっ、嫌だ…、ヵ奏が…消えてしまう…!
奏:結弦!お願い…
音無:そんなこと…、できないっ!!
奏:結弦!!
音無:くっ…
奏:あなたが信じてきた事を、私にも信じさせて?
音無:っ…
奏:生きることは…素晴らしいんだって。
音無:くっ…
奏:結弦…
泣きだす音無。
音無:奏…愛してる。ずっと一緒に居よう。
奏:うん、ありがとう…結弦。
音無:ずっと…ずっと一緒に居よう。
奏:うんっ、ありがとう。
音無:愛してる、奏…。
奏:うん、凄くありがとう。
音無:奏ぇ…、うぅ…
奏:愛してくれて、ありがとう。
音無:消えないでくれ、奏…、奏ぇ!!
奏:命をくれて、ほんとに…ありがとう。
奏が消える。
戸惑う音無。
音無:ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ…。くっ… 奏ぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!
ユイ:じゃぁ先輩、私と結婚してくれますか?
音無:…っ、ぁ、それは…
日向:俺が結婚してやんよ!
バットを落とすユイ。BGM「一番の宝物」
音無:日向…。
日向:俺が結婚してやんよ。これが…俺の本気だ。
ユイ:そんな…。先輩は、ほんとのあたしを知らないもん。
日向:現実が、生きてた時のお前がどんなでも、俺が結婚してやんよ。もしお前が、どんなハンデを抱えてでも。
ユイ:ユイ歩けないよ?立てないよ?
日向:どんなハンデでもつったろ!!
ユイ:はっ…
日向:歩けなくても、立てなくても、もし子供が産めなくても、それでも…俺はお前と結婚してやんよ!!
ユイ:んっ…
日向:ずっとずっと、傍に居てやんよ。ここで出会ったお前は、ユイの偽者じゃない、ユイだ。どこで出会っていたとしても、俺は、好きになっていたはずだ。また60億分の1の確立で出会えたら、そんときもまた、お前が動けない体だったとしても、お前と結婚してやんよ。
ユイ:っ、出会えないよ…、ユイ、家で寝たきりだもん。
日向:俺、野球やってるからさ。ある日、お前ん家の窓をパリーンって打った球で割っちまうんだ。それを取りに行くとさ、お前が居るんだ。へっ、それが出会い。話するとさ、気が合ってさ、いつしか毎日通うようになる。介護も始める。そういうのはどうだ?
ユイ:うん…。っ、ねぇ?そんときはさ。あたしをいつも一人でさ、頑張って介護してくれた、あたしのお母さん…楽にしてあげてね?
日向:…任せろ。
ユイ:っ、良かった…
音無:あのさ、奏。ここに…残らないか?
奏:えっ?
音無:なんか、急に思いついちまった。だってさ…またゆりや日向達のように、報われない人生を送って、ここに来てしまうやつがいるってことじゃん?
奏:そうね…
音無:そいつら、またゆり達のように、ここに居ついちまいかねない。ここでずっとさ、苦しんで、生きることに抗い続けてしまうかもしれない。
奏:そうね…
音無:でもさ、俺達が残っていたらさ、そいつらに、今回のようにさ、生きることの良さを伝えてさ、卒業させてやることができる。もしかしたら、そういう役目のために、俺は…ここに来たのかも知れない。だからさ…一緒に残らないか?奏が居てくれたらさ、こんな世界でも…俺は、寂しくないから。前にも言ったかもしれない、俺はお前と一緒に居たい。これから先も、居続けたい。だって俺は…奏の事が、こんなにも…好きだから。
そっと抱きしめる。
音無:好きだ。
奏は、そっと目をつむる。
音無:どうして、何も言ってくれないんだ。
奏:言いたくない。
音無:どうして?
奏:今の思いを伝えてしまったら、私は、消えてしまうから。
音無:…どうして?
奏:だって私は…「ありがとう」をあなたに言いに来たんだから…
音無:どういう、こと、だよ。
奏:あたしは…あなたの心臓で、生きながらえることができた女の子なの…
驚く音無。BGM「一番の宝物」
奏:今のあたしの胸では、あなたの心臓が鼓動を打っている。ただ一つの私の不幸は、あたしに青春をくれた恩人に、「ありがとう」を言えなかった事。それを言いたくて、それだけが心残りで、この世界に迷い込んだの。
音無:そんなっ…。でも、どうして俺だって分かった?
奏:最初のひと刺しで気づけた。あなたには…心臓が無かった。
音無:は、ぁ゛…、でもっ、それだけじゃ…!
奏:あなたが記憶を取り戻せたのは、あたしの胸の上で夢を見たから、自分の鼓動の音を、聞き続けていたから。
音無:そんな…。
奏:結弦…お願い。さっきの言葉、もう一度言って?
音無:はっ、そんなっ、嫌だ…、ヵ奏が…消えてしまう…!
奏:結弦!お願い…
音無:そんなこと…、できないっ!!
奏:結弦!!
音無:くっ…
奏:あなたが信じてきた事を、私にも信じさせて?
音無:っ…
奏:生きることは…素晴らしいんだって。
音無:くっ…
奏:結弦…
泣きだす音無。
音無:奏…愛してる。ずっと一緒に居よう。
奏:うん、ありがとう…結弦。
音無:ずっと…ずっと一緒に居よう。
奏:うんっ、ありがとう。
音無:愛してる、奏…。
奏:うん、凄くありがとう。
音無:奏ぇ…、うぅ…
奏:愛してくれて、ありがとう。
音無:消えないでくれ、奏…、奏ぇ!!
奏:命をくれて、ほんとに…ありがとう。
奏が消える。
戸惑う音無。
音無:ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ…。くっ… 奏ぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!
