■ EXIT OF WISDOM-02
2017/02/08
【字数】10000文字
【読了予測】10分
【主たる内容】
1)村社会居酒屋
2)デニーズはコンペチターたりえるのか?
2)起業家とは何か?
2)日本最大最強のホームセンター
3)現役自衛隊パイロットがクラッキングの質問に答える。
前回のテーマであるジョイフル本田の戦略について、結局、他の記事が長すぎて書けずに今号以降になりそうだ(笑
また、更新時期に、いくつか質問(リクエスト)に対応して回答を書いたため、こっちの更新が遅れてしまった。
という、
もっともらしい、言い訳から今回も始まる。
本当は飲みすぎて・・・
今回もベロベロで書いているのはいうまでもない。
■村社会居酒屋
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最近は都心にいることのほうが減った。
まぁ・・・自身の店舗を創る為、地元の〝都下〟に半分引っ越したような状態だからである。
〝ここ〟は東京都ではあるが、都心で20年以上仕事をしていた私から言わせれば相当な田舎で、村社会が、幅を利かしている。
村社会には、起業家の魂をことごとく打ち砕こうと立ちはだかる多くの壁が存在する。
それは
時に 地方自治として
時に 建築会社として
時に 地方金融機関として
時に 業界団体として
時に 商工会として
時に パイセンとして・・・
あらゆる場面で、あれもダメ、これもダメ、そっちはダメで、こっちもダメ!
村社会で商売(起業)をすると言うことは、まさに、既存の既得権益に対抗するがごとく起業の本質(常識との闘い)そのものである。
村社会でパイセン達に
じゃぁ・・やっていいことはなによ?
と聞くと。
パイセン達は〝みんな(我々)〟がやってきたこと。
と答える。
前例があったことか、自分らの下請けになりなさいといわんばかりのような、村社会の順番を守って、最後尾に並びなさいと〝オレ〟にもノタマウ(笑
今回は、そんな村社会の居酒屋のカウンターで飲んでいた私が、村社会には珍しい知識労働者(大学教授)に絡(から)まられる話しだ。
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仮に、その居酒屋をこう呼ぼう。
村社会居酒屋 たそがれ性兵衛(せいべぇ)
たそがれ性兵衛には、疲れた心と身体を癒すオアシスとして・・・はたまた・・・
性と逝(せい)とはなんぞやと問う為に・・・夜な世な・・多くの男女が集う。
そんな性兵衛に股間と心が乾ききった私も毎週、顔を出す。
男女が夜な夜な集う。などと書いたが、当然、嘘である。
女子は仕事(バイト)で集っている。客ではない。
性兵衛は、ママが一人に、女子のバイトが二人。
合計女子3人の体制で、向かい合わせの10人ぐらい座れるカウンターに毎夜集まる男衆(ハエども)を相手にする居酒屋だ。
言っとくがガールズバーではない。
今回は、性兵衛の話ではないので、詳しくは触れないが、この性兵衛も面白いコンセプトの店でもある。
この店で知恵ノート一回分のネタをかけるのだが・・・今回は、話の展開上、空間を理解する為に、ほんの障(さわ)りだけを書くことにする。
性ベイは
和食を中心とした家庭料理を提供し、値段も安く、内装も、れっきとした居酒屋風でありながら、ママと若い女子数人で客の話し相手をするので、ちゃんとした飯の食えるガールズバー的な要素が少し混じっている。
小腹がすいて、家に直行ではつまらないといったオッサンが、サワーや日本酒をチビリとやりながら、女子に下らない愚痴を聞いてもらう・・
ガールバーよりは安く、居酒屋よりは少し高い金を払うというビジネスモデルだ。
このビジネスモデル(性兵衛モデル)は、日本全国、どこでも当たるネタであると私は思っている。
っていうか、私も何店舗か、この手の店を近未来にやろうと思っているぐらいだ(笑
居酒屋性ベイは、
村社会のど真ん中に位置する為、当然のことながら、村社会のルールに縛られている。
例えば
カウンターに座る男子の序列も決められている。
序列は、
①単純に年齢によるもの(地元の中学の先輩が上)
②村社会の社会的地位の高い奴ら(政治家とか議員とか社長とか医者とか名士ども)が偉い。
③ママに気に入られると出世が早い。
①×②×③=序列
この単純な掛け算で決まる。
決してチンこの大きさとか、ネタの面白さとか、店に入ってきた順番とかでカウンターの序列が決まっているわけではない。
私はというと、50歳も超えていることと、両親が地元では有名なので、末席ではない。
かといって、偉いほうかと言うと、地元にずっといなかったし、自分よりパイセンの人はごろごろいる。
私の会社の業績や財布の厚みを知っている者は、ここ(村社会)には、ほとんどおらず、皆無といっていい。
親の名前(あまり言わないが)を言うと、ほとんどの人は、両親には、いろいろとお世話になってますと挨拶を返してくる。
なので、
地元やこのような居酒屋で私は、今度、飲食店を開く、最近、地元に帰ってきた道楽息子として認識されている。
当然のことながら、金融の・・・ほとんど経済やくざな兄さんとは思われていない。
ラッキーである(笑
村社会の村社会たるゆえんで、ほとんどの経営者は、同じような店に集中する。
都心のように、多くの店があり、企業経営者も分散したり、個室に分かれたりするのではない。
なので、性ベイにも村社会のほとんどの経営者が集まり、村社会の縮図が広がる。
※
ちなみに、江戸時代には椅子もテーブルもないので、最初の必殺の写真のような時代劇でみる居酒屋は嘘である(笑
■デニーズはコンペチターたり得るか?
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たそがれ性兵衛の男衆(客)は、ほとんどが〝職人〟である。あるいは、職人を雇っている社長さんである。
そもそも論で、東京も都下になると、ぐっとスーツ率が減り、街は職人しかいなくなる。
昔、自社の女子が私の地元に来た時に、
「社長、なんでネクタイした人が少ないのですか?」
と真顔で聞かれたことがある。
東京都下だけでなく、地方でもそうだが、人口が10万人を切ると、途端にネクタイ(ホワイトカラー)率が減る。
街にサラリーマンを雇用する企業が減り、建設業関連や飲食業、工場、公務員といった人(ネクタイを必要としない奴ら)が主たる働き手になる。
地元に戻ってきてびっくりしたことに、ランチ時間に膨大な・・・どこにいたんだというような〝ザ・職人〟な人達が街の飲食店になだれ込む風景は都心と真逆だと思った。
こんな疲れた街には、雇用の受け皿たる企業は撤退する一方で、まして、時代を変えようなどという本気なベンチャーなんていうのは皆無に等しくなる。
工場と現場の街。
その工場ラインの人と現場の職人を狙った飲食店の街。
まぁ・・・そうは、いうが・・・
居酒屋 性ベイに
起業家はゼロかというと・・・
そうでもないのであるが・・・
例えば、
青年会議所なる似非(えせ)起業家集団は、いるにはいるが、イノベーションのイの字もなく、経営のケの字も知らないノンキな方たちが、毎日、飲みニケーションを行っているだけの組織であるので時代や街を根本的に変えうる優秀な起業家など100人に一人もいない。
東京都心に青年会議所はない。
なぜないのかと言えば必要ないからだ。
ない都心が正解である。
青年会議所があることは、その街が村社会(既得社会)を愛する田舎であると思ってかまわない簡単なシグナルである。
脱線するが、
青年会議所(JC)は「明るい豊かな社会(街)」づくりをスローガンに活動している。
私は昔、青年会議所のメンバー達に向かって
「結局、この数十年見て感じたことは、街を明るく豊かにしたのは、セブンイレブンであり、ファミレスであり、イオンモールであり、ソフトバンクであり、ユニクロである。
JCは明るい豊かな社会どころか、数十年間、なにひとつも貢献していない。
いや・・・青年会議所が貢献したことが・・・ひとつはあるか・・・しかし・・
わんぱく相撲だけだ(笑
結果論として・・・民間の優秀な経営者個人が考え出した優れたコンセプトのビジネスのほうが、社会の為になるのである。
公益事業を企画運営しようとか高らかと夢を掲げる公的組織や団体(青年会議所や商工会議所、青年団等)よりも、結局、一人の起業家が、何百倍も人々のスタイルを変え、豊かにし、多くの人生に明るさを与えている。
根本的問題点として、街を活性化させるためには、優れた起業家一人を如何(いか)に輩出させるかが大事で、無能な奴が何人も群れて政治的に強引に街を明るくしようなどと運動をしても所詮無駄だということだ。」
と言い放ってやったのを思い出す(笑
青年会議所を害悪とまでは、さすがに面と向かっては言わなかったが、村社会で寄ってたかって若い経営者を未だにダメにしているのであるから、ハッキリ言ってないほうが良い。または大いに改善の必要のある組織である。
話を戻そう。
その職人達や青年会議所のノータリンどもをカモにし、村社会で生き血を吸いながら繁盛している居酒屋性兵衛だが、その日は、カウンターに一風変わった人物が座った。
こんな感じの奴だ。
性兵衛のママとは知り合いらしく
ママはこの人物のことを〝先生〟と呼んでいる。
〝先生〟は某大学の教授で、こともあろうに商売のコンセプトが専門らしい。
ママは、オレに向かって
「クラッキングさん、良い日にきたわ~よ♡
先生にお店の内容を話して、いろいろコンセプトについてご指導してもらったら?」
と言った。
当然・・・
ママもオレが地元のボンボンとしか認識はない。
本質は、ほとんど金融マフィアであるなどとは、ひとこともいっていないからな(笑
当然、企業コンセプトのプロ中のプロであることも1mmもいっていない。
で・・・
その先生にいろいろ自分の店の内容について話した。
その先生なのだが、案の定・・・少しズレており、まずもって、オレの経営者の力量を測るのような質問をしてきた。
先生 「クラッキングさん」
オレ 「はい。」
先生 「サイゼリア・・・・ってイタリアンあるよね。あのサイゼリアが当たっている理由って分かる?」
サイゼリアが当たっている理由を場末の居酒屋性べいで、敢えて聞くかい!!!???
そもそも論でサイゼリアはファミレスでイタリアンじゃないだろう?
と突っ込みそうになったが、ママの顔を立てて、まじめに
1)絶妙な一皿ごとの価格設定。そこからのミールミックス(食事全体の注文数)によるトータル客単価から受けるコスパの良さ。
2)たくみに競合を避ける立地
3)ファミレスイタリアンという日本に少ない差別化コンセプト
等をいくつか〝敢えて〟あげて返答した。
したら・・・
先生は、ひとさし指を目線の高さで「チッチッ♡」とやり
「クラッキングさん・・・・アマちゃんだねぇ・・・・
サイゼリアの本質を君は何もわかってないねぇ・・・
横文字を並べれば・・・頭がいいと思うのは、おねぇちゃんだけだよ。
僕にはつうじないなぁ♡
あのさぁ
サイゼリアが当たったのは、その辺のファミレスはデートに使えないが、サイゼリアは、デートに使えるんだよ。ここが当たった理由なんだよ。
うん♡ メモ取ってる?」
クラッキング 「デートに使える?」
先生 「うん。良いところに君は気付いたな。
(お前が言ったことを反復しただけだが)
サイゼリアは、腐ってもイタリアンと謳っている為に、彼女を誘って、デートで連れて行っても恥ずかしくないんだよ。
その編の微妙なニュアンスをサイゼリアの幹部はうまくブランディングしていて、デートで行けるファミレス・・・このコンセプトが成功の要因だな。
ブランディングだよ。
ブランディング♡」
そうおっしゃった後に先生は煙草を大きく吸い込み、自分でもひさびさに名言を言い放ったと納得気味に大げさに煙を吐きだした。
fuuuuuuu!
それを聞いていた店(性ベイ)の若いおねぇちゃんの一人が
「私は、デートでサイゼリアに連れて行かれたら、帰るかな・・・笑」といって
私は全くその通りと二度も膝を叩いた。
ママは〝大先生〟のネタを否定するような女子の言い分をすぐさま、静かにしなさい的になだめる。
先生は、さらに、オレに
「君の店のコンペチターはどこなのかね?」
と聞いて来た。
コンペチター・・・?
オレ
「真っ先に思い描くのはデニーズですかね?」
と答えた。
そしたら
大先生は椅子から落ちるぐらいに身体を否バウアーさせながら・・・
「いやいや・・・君・・・クラッキングくんといったっけ・・・?
とんだド素人だな。大丈夫か・・・そのお店。
まったく素人の・・・ターゲッティングはどうしょうもないねぇ・・・だから、飲食店ってやつはできては消えて、できては潰れてなんだな。」
オレは偉いな。
一応、すぐには切れずに、ぐっと怒りを飲み込んで
「先生、なんで、デニーズが競合と考えるといけないんですか?」と聞き返した。
私がデニーズと答えたのは、商圏最大の店(コンペチター)であり、
外食のターゲット戦略うんぬん以前の商圏最大の売上製造機を叩くのは当然の帰結(キケツ)どころか奇傑(キケツ)でもある。
先生は帽子の淵に指を掛け、位置を直しながら、続ける・・
「あのさぁ・・・・根本論として、ファミレスを基準にして、味やサービスやビジネス論理を組み立てる目線の低さ・・・・全く商売なめてるよねぇ・・・あんな味が最高なわけ?
どんだけ、味のレベル・・・君の店は低いの?
そんなまずい店、オレなら絶対いかないなぁ・・・」
大先生は、鼻の下を伸ばして肩を落とし、顎をオレのほうに付き出し、「お前バカ?」的な仕草をする。
オレは
0.002秒・・・
その大先生の付き出した
「うん???・・・オマエバカ?」
を表現した顎に右肘をえぐりこむように入れると、大先生の顔が180度反対方向に酎ハイの飛沫(しぶき)とともに振られ、大先生は、性ベイのママ、サイゼリアをデートに使ったら怒るといったバイトのお姉ちゃん、もう一人のバイトのお姉ちゃん、大先生のとなりに座る作業着を着た社長という順番に視線を回しながら・・・勢いでグルンとオレの前まで一回りしてきた。
次にガクンっ!と力なく腰砕けになり、重力作用で身体ごとハイスツールの椅子から直下に落ちそうになった・・そのタイミングに、ドンぴしゃで、私は右膝を大先生の目の位置に合わた。
大先生の顔は勢いよく、今度は天井を向き、いとまを経て・・・戻す勢いで性ベイのカウンターの縁(へり)に額をしたたか打ちつけ、二度ほど反動で顔を天井に向けながら・・・のけぞってドーンという鈍い音と共に床に倒れこんだ。
削れるくすんだ空気音のような「ぐぐぐうううう!」と唸る先生の後ろから、脚をまたいで
オレは・・・首に腕を強引に滑り込ますと・・迷わずチョークスリーパーをかけて・・・
「眠りな・・・大先生」といいながら・・・
泡を吹くオッサンをフロムビヨンド(夜空のむこうの世界)に誘ってやった。
ということを数秒間で頭の中で考え、シミュレートしたが・・実際にはしなかった。
なので
オレは自分で自分を褒めてやった。
我慢した。偉いなオレ(笑
オレは、腹の腹筋に力を入れ、ジムビームのソーダ割りを右手でゆっくりと持つと
ゴクリッと飲み干して平静を取り戻した。
オレ 「先生・・・・先生がいらっしゃるような高いレベルのお店って、例えばどんな感じの店なんですか?」
先生 「う・・・~・・・ん・・・例えばサバティー二・・・かな。」
オッサン!
いつの時代の話だよ!!
またも、突っ込みたくなったがグっとこらえた。
肘を寸でで止めた。
オレ 「なるほど・・・先生、この地元でサバティーニをやったら成り立ちますでしょうか?」
先生は少し考え・・・考える必要あるかよ!とさらに二度突っ込みしたくなったが・・・
「無理だな。」
といった。
だよな。
オレ 「でわ、先生・・・この辺でイタリアンをやるとしたら、どんなコンセプトが合うのでしょうか?」
先生 「うむ。良い質問だ。」
先生
「まず・・・あれだ・・・あれだな。・・・・人口が少ないからな、ターゲットや客層を絞り込んではいけない。
つまり、専門用語でいう・・・客ダネ混合というやつだ。
次に、値段は少なくともポピュラープライスから下に設定し、オンもオフも・・・プレミシーズ(施設利用のこと)の利用のいずれも取り込んでいかなくてはならないだろう。
つまり、〝君〟という客ダネが何回も・・・朝も昼もディナーも来るような来店客数を確保できるような店にしなければならない。
オレ 「つまり・・・ファミレスのようにということでしょうか?」
先生 「そうだ。」
オレ 「ハイ。」
先生 「郊外(サバーバン)での飲食業の勝負の本質は、如何にチェーン店に勝てるかにかかってる。そういうことだよ。君・・・。」
オレ 「でも・・先生・・・ぶっちゃけ・・・、デニーズに、コスパ、商品提供スピード、立地、使いやすさ、いわんや味そのものでも・・・勝っていると言える地元の飲食店ってほとんどないように思えるのですが・・・・?
どうでしょう?」
先生 「うむ。クラッキング君・・・良い質問だ。
素晴らしい視点だよ♡
まさにその通りで、ほとんどの店は、ファミレスに勝てないのだ。それが現実で・・・
だから、店をやるなら、まずもってデニーズに勝たねば、第一歩を進めないのだな。」
クラッキング 「なるほど・・・第一歩ですね。」
先生 「第一歩だ。」
クラッキング 「ならば、デニーズは、一発目に撃墜すべきコンペチターですね。」
先生 「うむ。いいところに気が付いたな。」
クラッキング 「・・・・・」
先生 「で・・・君のコンペチターは・・・?」
クラッキング 「先生の話を聞いて・・・デニーズにしました。」
先生 「うん。・・・実に的を得ているな・・・大したもんだ。」
大先生のプライドをキズ付けずに、一周回って、大先生自体に自身の吐いた論理を反論させる。
まったく面倒な酒の席だ(笑
大学の先生は続ける。
先生 「クラッキングくん・・・」
オレ 「はい。」
先生 「君の店のカスタマーエクスペリエンスとは何かね?」
「カスタマーエクスペリエンスですか!!??」
普通・・・そんな専門用語を居酒屋で出すかい?という感じの言葉だ。
オレは・・・コンサルだから分かるけど・・だよな(笑
普通の飲み屋に来ている、若者を横文字で威圧しようという戦略なのか教授・・・?
カスタマーエクスペリエンスとは、顧客が店に来た経験であり、店に来て、なんらかの感動や関心や心を動かされた事象や素晴らしいエクスペリエンス(経験)を・・・来店動機の本質を検証すべき論理で、あえてマーケティング的にこんな言い方をして言う。
つまり、
店にお客さんが〝来たかい〟があったかという指標のようなもんなんだが・・・・
カスタマー・エクスペリエンス管理に関しては、ITコンサルのガートナー社の定義がよく引き合いに出される。
こんな感じだ。
「顧客の期待どおりの、または期待を超える顧客対応(顧客との交流や対話)を設計・提供することにより、顧客の満足度、ロイヤルティ、支持を向上させる取り組み」
これを実践している企業と言えば、真っ先に思い浮かべるのならば
ディズニーリゾートだろう。
ディズニーランドに行って、感動しない奴はいないだろう・・・
続く