母の看取りを実家で出来ないか夫と相談した。基本私が寝泊まりして夫がお休みの時は交代。介護保険で可能な限りヘルパーさんなどに支援してもらって。夫は休職も考えていたようだ。でも出来ないことはないけど、かなり私の家族に負担がかかることを考えて実家での看取りには踏み切れなかった。
母の終末医療に方向転換になりまずは病院に話をしないといけなくなった。病院の相談員さんにキーパーソンが変わったこと、延命ではなく終末医療に変えたいことを簡単に話をし面談時間をもうけていただいた。夫も同席してもらい病院で相談員さんと責任者らしき看護師さんと面談をした。
とても警戒されているように感じた。母が延命を望んでいないのに弟たちが勘違いしてCVポートにした。勘違いだったことが分かったので終末医療にしたいと話をした。
すると相談員さんが上の弟はフワフワしてる感じだったし、施設も1カ所しか見学しないで決めようとしていたとあまりよく思っていない様子だった。警戒心丸出しに感じていた看護師さんの表情が柔らかくなり母の状態を話してくれた(前日に上の弟に話している内容とのこと)。
入れる栄養のカロリーが3種類あって一番低いカロリーの点滴から中くらいのカロリーの点滴にしたところ肝機能の数値が悪くなってしまったので一番低いカロリーに戻した。様子見ながら中くらいのカロリーにできるかもしれないが、できない可能性もある。一番低いカロリーだと腕から入れるほぼ水分の点滴よりマシ程度のものなのでそのままだと終末医療になるとのこと。長男はそんなこと全く私たちに伝えようともせずに長く生きることを考えて積立しようと言っていたのか。話をちゃんと聞いていたのかも怪しい気がする。
CVポートから終末医療に普通はしないのだけど、針を刺して点滴するのと違って痛みがないからCVポートをつけて良かったのかもと看護師さんが言ってくれた。相談員さんに、終末医療を希望するなら主治医には話ししておきますが本当にそれでいいのかもう一度母に確認してほしいとのことで面談は終わった。
今の母の状態だと結局喧嘩する意味なかったねと義理の妹と話をした。でも上の弟は結果が同じでも、早く亡くならせようとするやつと関わりたくないと言ってたので関係は改善しないだろう。私は上の弟の態度に腹を立てていたが、母の状態や施設のことなどは義妹に伝え続けた。母のために。