「深い海ほど」深い海ほど波は穏やかに。悠々と凪いでいる。人の心も同じ。真の自信は凪。黄昏の空の下、永遠を思わす波音。深い魂となりて、全てを抱く海となりたい。夢や憧れに、ざわめくのでなく。「愛」と言ううねりに、身を焦がし生きたい。繰り返されるキラメキや、消失の表層をよそに。静寂に包まれた魂は、光も届かぬ漆黒にたゆたう。深い海ほど波は穏やかに。悠々と凪いでいる。人の心も同じ。真の自信は凪。