大昔の日本列島の人類の暮らし | 気になる映画とドラマノート

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 DNAミトコンドリアの研究が進んできて、現在では人類の本当の先祖はみなアフリカだという説がかなり有力になっているそうです。その祖先は14万年以上前にアフリカに生きていたそうです。少なくとも、この人類が猿ではなく、人類のもっとも古い生存だそうです。

 日本列島まではるばるきたのかは、わかりません。私が知らないだけなのか、推定もされていないのか知りませんが、日本列島に人間が暮らしていたとわかっている、もっとも古い形は、群馬県で発見された「縄文時代よりも前の石器時代」」の石器によってわかっています。

 この石器によって、関東に少なくとも3万年以上前には、石器をつかう人間が暮らしていたことがわかったそうです。

 発見された地層が3万年以上前の関東ローム層堆積層だったからです。

 とすると、縄文時代は1万前なので、日本人の先祖は2万年間、石器を使っていたということか。まさか、その間発展して、また滅んだということはないでしょうね。

 最初に発見した人は、相沢忠洋という考古学者で、この人は大学教授ではなく、独学で、生計は納豆の行商だったそうです。

 17歳で横須賀海兵団に入隊し、戦後群馬県に復員して独学で研究したそうです。

 その後、この石器も種類があって、動物を殴るのに使う形から、投げやりの先につける形までの進化があることがわかり、ナウマン象やトナカイを食べていた時代があったことがわかりました。

 「はじめ人間ギャートルズ」という漫画はかならずしも、まるでウソというわけではないようです。

  ※1985年には、兵庫県の西八木海岸で人の手の加わった木片が発見されてそれは木片の炭素分析で6万年前とわかったそうです。