しばらく記事を休んでいました。
会社の用事で青森に行っていたのです。
そこで、韓国ドラマファンのアジュンマと韓国ドラマについて話をしてみました。
青森のアジュンマは「華麗なる遺産」は視聴済み。そしていまは「イ・サン」をもっとも楽しみに観ている人です。
「バリでの出来事」も観たそうです。
アジュンマの情報によると、ハ・ジウォンの新作は「筋肉が無力化する重い病気」にハ・ジウォンだか、恋人だかがなる病気だとのこと。
実はアジュンマに「シンデレラのお姉さん」の字幕版のDVDのおみやげをあげたのですが、アジュンマは、「吹き替え派」なのでした。私はこれには意外な気がしたのですが、理由を聞いて納得。これには、アジュンマの職業が関係ありました。どうして仕事と韓国ドラマの「吹き替え」がいい、ということが関係あるのでしょう。推理すると当たりますよ。
答えは、記事の最後に書きます。
さて、東京、首都圏の地上波TBS(朝10時)では、天使の誘惑」がなぜか一週間中断して、月曜からまた始まりました。
あいかわらず、イ・ソヨンは尋常でない美しさを放っています。ちょうど、女性雑誌の「LEE]とか「VERY」(でしたっけ)の表紙撮影のメイクアップそのままで、アランは暮らしているんです。あっ、でも、もちろんそれだけじゃないですね。
イ・ソヨンさんは、このドラマの特徴のひとつの、独り言や、内心の野望や恨みの表情を、ズズーンと音でもするように、作ってみせています。それはまるで歌舞伎の見得のように強烈な目つきです。
たとえばこの写真のようにイ・ソヨンはこの作品で心理を顔の表情に表すことに賭けている女優なんだと思います。(「同伊」でも同じやりかたをしているのですが)
アランはけっして所帯やつれ、仕事疲れの表情を見せることはなく、つねにセレブそのもの、といったヘアスタイルと服装を維持しています。この作品に本当に意味らしい点があるとしたら、そのことかもしれません。つまり、アランは生い立ちからの這い上がり方が非常に無理を強いた上昇の仕方をしていて、現在でも、とんでもない無理を強いて生きている。それが、ヘアスタイル,ピアス、と服装の異常なまでのセレブつくりに象徴されているのかもしれない。
なんと、15話の終わりに刑事役でアン・ネサンが渋く登場しました。特別出演というところなのでしょうか。
アン・ネサンは「復活」でも少しだけ登場してたんですよね。「カインとアベル」も、少しだけ、の登場でした。なぜか、サスペンスドラマに「少しだけ」登場するパターンが多いような気がします。
青森のアジュンマが韓国ドラマ好きは好きでも、「吹き替え」がいいという理由です。
アジュンマは理容師さんで、午前10時や午後2時の韓国ドラマ放送時間帯に手がすいていることもあれば、観ている途中にお客さんが来て散髪しはじめたりとかが日常なのです。そうすると、いままで観ていたドラマを「声だけ聴きながら鑑賞する」ことにうなります。これが字幕だと、その時点で意味がわからなくなるので、
だから、仕事柄、アジュンマにとって吹き替えはとても大事なのでした。
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