この推奴チュノ、13話は背筋が寒くなるようなセリフがあることに気がついた。
作者の神経が疑われる、といいたい。
韓国のドラマは着ている服にぼかしを入れたり、なにかと規制が細かい。
しかし、時々、ありえない、やってはならんのじゃないか、という場面がある、と、この際腹立ちもあって、いいたくなってきた。
「王と私」の犬のうんちの場面なんかそうだよ。
そして、この「推奴」、ひどすぎる。
ドラマとは、あくまでも作り物であり、わたしたちは、現実に他人の家庭の喧嘩の壮絶な場面を見たり、殺人事件そのものに現実に立ち会いたいわけではない。したがって、作品はあくまでも、描いていいものと悪いものがあり、取捨選択が必要なのだ。
ところが、推奴13話には、次のような、作品化してはならない場面がある。
ある殺し屋が、ターゲットを探しに家に忍び込む。
そこには、探している男の妻がいる。重度の脳性マヒの身障を持つ女性だ。この悪人は、この女性に「おまえを殺せば、おまえの夫が喜ぶから、殺さない」というのだ。
アホか脚本家、演出家、テレビ局がどうかしているのだ。
韓国ドラマ界、少しおかしいぞ。少し考えて作ってほしい。いくら悪人という設定でも、テレビメディアというエンターティメント作品では、こういうセリフは視聴者への嫌味でしかない。
ああ、きょう、しばらく不愉快だあ。
みなさん、推奴、13話見ないほうがいいよ。腹立つだけだから。
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