北九州最終日、資さんうどんは悔いなく(とも言い切れぬものの)食べたので、最後はやはり一蘭ではないご当地豚骨ラーメンを食べたいと思ってました。
https://ameblo.jp/kudo-shinagawa/entry-12640474044.html 小倉駅周辺で検索するまでもなく、決めていたのはぎょらん亭、ラストはもちろん
どろ
二八、十割と来たら、これを食べずには旅立てないという謎の使命感、愛車とのお別れまで後3時間半、放浪記北九州編もラストです。
「何故に北九州?」よく聞かれましたが、仕事の道があったのは大きかったけど、やはり弟と最初で最後の二人旅。2015九州予選後の九州一周の思い出、その時「良いとこだな〜」と感じたのも理由の1つでした。
追い込まれないと動かないのは昔から、引っ越し前日なのに進捗状況は40%(笑)、湯布院では「まだ2週間もある気長にいこう。」なんて思ってたのに、あっという間でした。
必死になったら10時間とかからず目処はついたので、出てきた処分するカイジ(17歩編)を読み出しまたのんびり…。
そして、「最後はどれにするか?」相当迷ったでしょう。
24時間までなら昼夜問わず500円!
最後なのでやはり発祥の地へ行きたいとの思いから初めての本店へ
「本店ってこんな場所なのか。」
それは結構細い道の先、小倉駅からも離れてて、決して好立地という場所ではありませんでした。
なんと終戦の翌年じゃないですか!
その長い歴史を感じさせる店構え、そこから発するオーラに美味いことは確信します。
店内も落ち着いた良い感じ、あまりピカピカ、キレイ過ぎるラーメン屋より歴史を感じさせるいぶし銀のような、こんな雰囲気が好きです。
下手な店が書いてたら失笑されてしまうであろう解説は、そのままで正解と認めてしまうラーメンでした。
どろという名称から天下一品を連想したのですが、ドロドロ度合いは天一に比べると薄いぐらいのスープ、それが
まるでカルボナーラ!
これはチャーシュー麺だけに4桁価格になってしまいますが、ぎょらん亭の凄いのは基本のニ八、十割豚骨は650円なこと。これは、こちらの一般的な最低価格ですが東京ではあり得ないです。
それでこの味…リピートしてないので東洋軒の例もあり、他の店のことは深く解説できませんが、ここはリピートしてるので思い違いはなく、個人的には北九州最高の豚骨ラーメン。でも、やはり「マズイ」と言い切るアンチも多いです(笑)。
(でもアンチがいることこそ本物由来。)
前述の通り、どろですら天一ほどでなく、二八ならかなりサッパリしてます。
泡系と言いながら驚くほど臭いはなく、博多豚骨の細麺もあるし、歴史と風情もある。
麺を二種用意したり、スープを複数用意したり、少量ながら替え玉にまで、ネギとキクラゲのトッピング(このサービスは他では殆ど無いです。)
これはコスト的にも、在庫残るリスクにしてもこれほど有名ならやらなくても問題ありませんが、それが普通なのはお客様の為に他なりません。
なにより、ラーメンそのものがまさに北九州スタイルであり、それらをすべて含め文句なしの名店、北九州旅行に来た人にはイチオシの店です。
最後の日に相応しいラーメンでした。