村田先輩に飲みのお誘いをいただいたのですが、毎度遠路はるばる来ていただくのもどうかと思い、こちらから福岡市へ

久しぶりに来ましたけど、北九州とは桁違いの都会です。
東急ハンズ、マルイ、ブランド店、人混み、繁華街の規模など東京と比べても遜色ないです。

同じ福岡県でも東、真ん中、西。それぞれ別地域といえるぐらい違う世界ですので、旅行するならすべて見てほしいところ。

この日の午前中、本年初めて雪が少し降っていたほどに寒い。そして約束の時間まで3時間もある…

ハンズを上から下まで徘徊。ゆっくり買い物はいつ以来だったか?新鮮です。
最上階までの3フロアは外の寒さも喧騒も忘れられるほどの自然を感じる空間となっていて、様々な有名店の味も堪能できます。

丸善にて面白い本を購入、読んでたらあっという間に約束の時間。自分にはまったく関係ないけど、世間はクリスマスムード。駅一面のイルミネーションが素晴らしいです。

看板がないのが看板
それを体現するように、ビルに一切店名や広告のない店です。
入口も普通のドアでなく、初めて通って見つけることはまず不可能。普通は目立って宣伝したいじゃないですか。なのに、ここはしない。
これは間違いなくウマイということでしょう。

先輩は常連のようでした。

「飲めないんですよ。」

緊急で仕事入る可能性があるので、平日は一切飲まないのだとか…自分もこんな仕事すべきなのかもしれません。
2020は完全にアル中の年でした。来年は年男、脱却します。

最後なんで、現在福岡県在住の後輩にも声かけたんですが、来れないとのことでした。
(かつてならば絶対来るヤツだったんですけどね。時代は変わります。)

ここのつくねウマイです。

…と、串を堪能している辺りで、仕事終わった古閑さんが来てくれました。

(古閑さんとの戦い2:10~) 

一度試合したことはあるものの、会場とかで数回話した程度なんですが、生粋の大道塾生ってそれだけで飲める。

これが楽しみだったのですが…

「飲めないんですよ。」
(2回目)

車だからとの理由だったので、「代行代出しますよ。」と言ったのですが、こだわりの車らしく他人に運転させたくないとのこと。

九州本部閉鎖後、殆どの塾生は辞めてしまったそうです。
古閑さん結婚されたのが、あの試合の1年前だったそうですが、家庭を守りつつ仕事して、そして戦う。自分はそれがまったく無かったので、それだけでもかなり有利な状態だったような気がします。

この時、塾長から「出ろ」とのお言葉なければ平塚と一生戦わずに終わっていた北斗旗、その時に古閑さんが目の前にいたのも偶然ではないと思わされました。

今のことはまったく分からないんですが、YouTubeをやる大道塾って何か違うようにも感じます。

ダーウィンが、生き残るのは強い者でも賢い者でもなく、変化に適応できる者だけとか言ったらしいですが、これは仕方ない事実です。
(とはいえ、進化論は嘘、間違ってます。)

でも、そんなことも関係なく、あの頃と同じ時間を過ごせました。

これだから辞められない。物事を続けられるのに環境とか金とかは自分には究極関係ない、やはり唯一、本物の人との繋がりしかないです。

まったく酒場放浪記ではありませんでしたが、この時代に看板すら出していない店。この扉が忍者屋敷のようにスライドします。
古閑さんが来た時、どうやって入るのか分からなくて電話してしまったほど、更にコロナ…なのに結構賑わってました。

口コミ自体は事実だとしても、所詮それは他人の価値観とフィルターを通してのものに過ぎません。
貴方自身の目で見たら本当はどうなのか?、それは実際に行ってみるしかありません。

大道塾ルールが実戦に最も近い、これもやったことない連中は否定しますけど、(マスク着用、寝技顔面打撃なしということ以外)すべて実戦要素しかありません。

これだけはネットでは分かりませんよ。

村田先輩、古閑さん、ありがとうございました。福岡支部に稽古行く約束もしました。

もう一度、今度こそ飲みましょう!

押忍