「通り過ぎたのか?見落としてたのか?」

中学生の頃には草案ができていたこの形
あれから30年、あっという間です。

いつの間にかメインテーマとなった烏石を実際に見ることは最後の最後となりました。

前日ホテルで知った幻の烏石
我々取材班はその全貌を目の当たりにする。

あらかた見た筈なので、胎内くぐりの場になっている大木の辺りで近くにいた巫女さんに聞きました。

「烏石ってどこにあるんですか?」

どうやらお祓いをしてもらい、裏へ通してもらうシステムらしいです。

先ず本格的なお祓い、何年ぶりだろうか?ついでとはいえ、邪気に包まれている自分には良かったです。

その後、奥へ案内してもらいますが、かなり詳しく解説してくれます。

「これが烏石です。」


秘境、悠久の歴史、那智大社に幻の烏石は実在した!


撮影はダメなのだろうと思ってましたが、すんなりOKです。石になってる=死んでる
と思いきや

石になって休んでる

紀元前660年2月11日
初代神武天皇即位 

先導した八咫烏は今もここにいます。

これは千円出す価値あり…というかここまで来たら入らにゃ損です。

第六殿までを直接参拝するのもここまで来ないと出来ません。

これ、説明らしきものはないし、知らなかったらそのまま通過必至。今後烏石を求め初めて行かれる人は気をつけてください。

興味がなければただの石なのですが、個人的にはこれ見れただけで来た価値がありました。

甦りの地に来て、色々考えさせられ、様々な感動がありました。

土産物屋にて八咫烏の置物を購入、この熊野三山での出来事を思い出せるように…


さて、ここまで来たなら当然次は串本町でしょう。


つづく