一度体験していたくせに、あまりに南紀を甘く見てました。


「夕方までに着くだろ」軽いノリで那智の滝へと走り出したのですが、あの時と同じく恐ろしい道のりとなります。

和歌山県のこの辺りは道の選択肢は2つしかないぐらいです。





2017年はカイジくんが一緒だったので、例えガス欠になってもどうにかなるみたいなとこがあったのですが、その時ですら怖かった。

それが今は一人な上、相変わらずスマホの電波がない場所に、時にナビの電波が無くなるほどの魔境。初めて行かれる方はかなり注意してください。

そして、すれ違うことの出来ない道の長さにビビります。
何キロ、いや何十キロという長さ。あの時は深夜なのもあり対向車0でしたが、今回は二度出会いました。
車はまず来ないのですが、ここに車はあるわけで、走ってみないと分かりません。

ろくに計画もせず、フェリー内の時点で何も行き先を考えていないのだから…



その上、ナビの指定した道が工事中!

「どう行けばいいんですか?」

「ここ回ってもらって、1時間ぐらいかかるよ。」

「・・・・・・」

その後も、クソ狭く恐ろしい道は続き、「暗くなるまでには」夢中で走り続け

3時間経過…

ついに熊野川、大きな道へ

那智の滝どころではないので、とりあえず宿泊の予約。翌日滝めぐりの拠点になりそうな新宮市へと向かいましたが、この選択から最初は行くことなど想像もしていなかった場所へ繋がっていくのでした。