ここに至るまでの人生で、名前こそ有名なものの、熊野信仰と熊野三山についてはほぼ何も知りませんでした。

新宮市に向かう通り道の右側に大きな鳥居があり、気にはなったのですが通り過ぎ、3キロほど走ってから何故か戻らなきゃと感じ参拝。那智の滝を目指したところから結果的にすべて回ることが出来て、この一歩から熊野三山が必然的に現れた…そんな気さえしました。

また結構キツイ石段ですが、これは序章に過ぎないとは知る由もありません。

八咫烏
神武天皇の東征で道案内をしたと伝わる伝説が残る三本足のカラス。
何故か子供の頃から印象にあり続けたのですが、ここからはまさにその聖地ともいえる場所だったのです。

世界遺産である熊野古道
何処なのかはっきり分からずでしたが、 熊野参拝の通り道の総称とのことで様々な場所にあるものでした。

16:46
高野山を出て5時間、色々ありました。

出て少し歩くと大斎原、この鳥居は高さ34メートル、幅43メートルで日本一の大きさだそうです。

鳥居の中央にも八咫烏

偶然の旅で真田の旗印六文銭、そして通り道でのヤタガラス。自分が20年前から想定していたこのロゴを思い出しました。
組み合わせとしては最強、デザインのイメージも最高でした。
この意味を理解してくれて不惜身命の心を持った選手が全日本で勝ちまくる…ってのは叶いませんでしたけど。

敷地内と周辺には民家すらなく、本当に静かで自然に溢れています。

こんな場所なら美味い作物が育つでしょう。

熊野三山、後の2ヶ所は間違いなく寄れてましたが、ここ本宮大社は一瞬の判断で戻らなければ通り過ぎてました。

泉大津から和歌山城→九度山→高野山→恐怖のドライブ→熊野本宮大社と充実し過ぎた1日も終わり、初めて訪れる和歌山県新宮市へ