9月6日の夜行バスで始まった旅の記録、これでラストです。

原爆ドームの横を通り、一般道で暫く移動してから高速へ

広島から九州の道のりは山口県のみ、宮島を通過して岩国へ

自然がいっぱいです。
ここで燃料と軽い食事でも…

「次のナイフとフォークのある所」
トイレにも行きたかったのですが暫く無くて、とにかく走りました。

その最寄りは下松サービスエリア、高松先輩の故郷です。

なぜくまモン?

体力別での仙台でも、「金無くなるな~」なんて皆言ってましたけど、サービスエリアでは買っちゃいますね。

肉巻きおにぎり、みたらし団子セットを購入。

燃料も満タン、快晴の中最後の道のり

旅の日々を思い返しながら走り 

3度目の関門海峡通過、やっと近づきました。

1LDKですが、駐車場込みでも東京より家賃は安くなりました。
奥の一部屋と収納だけで前より少し広いぐらいなのでそこで暮らしてます。

翌日から、警察署、陸運局、区役所、電気屋など周りますが、土地勘無いのでかなり大変でした。
直近のコンビニとスーパーが約1㎞、無駄遣いは減りそうです。 

東京との違い
【こちらの方が良いところ】
●家賃安い、広い
●役所の手続きが滅茶苦茶早い
●やたら飲みに行けない
●自然がいっぱい、静か
●スーパーの鮮魚が桁違いに美味い

【東京の方が良いと思ったこと】
●なんだかんだ言っても便利過ぎ、ピザを4軒から選択できるとか、0時まわっても帰れるとか贅沢。

でも、これだけですね。
便利…これ以外のメリットは自分にはありません。
ゴミ分別やら少し不自由なことで、本来の人間らしい生活に戻れました。

しかし、ここにスマホが無かったら…考えるだけでも恐ろしい。無ければこんなに色々な場所を回ることはできなかったし、こちらでもパニックでした。

旅の途中に寄った松永さんの店へ
「ホントに来たんですね。」

誰も知る人もいない、行きつけの飲み屋もないこの地で、やはり最初に行ってました(笑)。
なんとチャリンコでも行ける距離です。

右も左も知らない場所、偶然ここに来たのですが、長谷川先輩も近く、北九州支部も近く、少し心強いです。

「こっち見たら清水絶対に怒るよ。」と、長谷川先輩に言われましたが、最早、道着はピンクでも金色でも良いと思います。



梅田へ向かった夜行バスから2ヶ月、人生で2度とはない日々を過ごせましたが、現実に戻る時がやって来ました。

旅が趣味の人間には夢のような現実の日々。
短期間に25都府県を移動、ほぼ西日本一周したようなもので、本当に行ったかも実感無くなっているような感じなのですが、やっておいて本当に良かった。

「老後にできる」とも言えますが、ヨボヨボになって今回のような旅は無理だし、その時生きてる保証もありませんので、ここでやるべきだったと思ってます。

今回で普通の人生での一生分の旅とお参りをやってしまったぐらいでしたので、これで1つ思い残すことはなくなりました。

この貴重な経験を後々振り返ってみたいと思い、書き残しておきます。

それでは、皆様お元気で!