【3月14日14:00】
歌舞伎町ルノアール
新宿で小林聡さんと会う当日、いつものことながらかなり早く着いたので散歩していた。
仕事とかもだが、常に余裕を持っていないと安心できない。

待っていると小林さんが目の前を通りすぎた、こちらはずっと前から知っている有名人、やはりパッと見てすぐ分かった。

少し遅れて多田先輩も到着。
こちらは既に出る前提だったので、

「どうやって説得するか考えてたのに(笑)」

小林さんも拍子抜けしたようだった。


初めて会った小林聡という人はイメージ通り、どこか不器用で真っ直ぐ、いかにも長野県人という雰囲気もあった。

ここで、ルール以前に自分にとって1番重要なポイントについて…

「道着で出たいのでそこだけお願いします。」

パンクラスを見送った理由はここだった。
公式ルールに沿った格好でなければダメ。
ところが、ZONEでは

「全然構わないです。」

後日、藤井社長に確認した時も

「ビジュアル的にもその方が良いです。」

そんな感じだった。

つまらないことかも知れないが、ルールや契約内容は完全に合わせるのだから、武道としての姿だけはこちらの格好でやらせてほしかった。

しかし、ここまできてもランニングすら始めていない。
仕事が終われば飲んで休める…それだけで日々は過ぎていた。
何か意味はないけど、めでたいので銀のさらへ電話。
ウマイ、そして酒を飲む…

後、約2ヶ月