子ども達とつくる平和

 

 明日は「憲法記念日」です。殊に9条は大切にして本気で実行すべきことです。

 

それで最近は玄関に9条の20センチ角の陶板(要するにタイルにプリントしたもの)を置いています。しかし、子ども達にはもう少し具体的に生活の中で実行するのにはどんなことが大事なのかを伝えたいのです。

 

 今や子ども社会は「教育現場」を中心に、家庭も巻き込んでかなり荒れています。根本から作り直さないとこのままではどんなことに巻き込まれてしまうのか不安です。

 

 「ケンカはよくないよ」てな言葉は誰でも知っています。嘘つきの政治家だってこんなことは言いますからね。でも実際は日常的に対立候補の悪口言って「喧嘩腰」じゃあないですか?

 

  子ども達に「ケンカになるようなことはしない」「ケンカの準備もしない」「腹が立っても殴り合いはしない」「絶対しないやり方がある」と教えていく必要があるのですね。

 

 それには一つとても大事なコツがあります。

 「本当の損得」を教えることです。かなり根気よく「本当の損か得か?」を問うのです。これは道徳では無理なのです。道徳だと誰かの善悪判断に振り回されてしまいますから、かなり要注意なのです。

 

 「社会道徳」に言いくるめられて「命かけてでも家族を守れ」というようなことにすり替えられてしまうのです。「誰のために?何のために?」冷静に考える習慣が大切ですね。

 

  戦争をしたり、その準備をして「なにが得なのか?損なのか?」そう考えるとウッカリできるほど簡単ではないのですね。必ず相手があることですから。

 

子ども達が「平和」についてどう受け取ってゆくかは「日常の暮らし」の中にあるのです。

 

 ○やさしく生きようね・・・この頃のゲームなどでは「やさしさ」なんて欠片もないようなものだって子どもたちが目にしています。だったら「やさしく」という宿題は大事なことです。

 

 ○気合は入れても人を脅すのはやめよう・・・棍棒や包丁や金槌なんか持たないようにしようね。こんな基本的なことだって知らない大人がわんさかできちゃってます。

 

 ○人の気持ちを大事にしよう  ぶっちゃったりするとぶった方もぶたれた方も嫌な気持ちになるんだよ。

 

 ○本当に心が強い人は争いを選ばないんだよ・・・争うのは弱い心の証拠なんだよ。

 ○やられちゃうのが怖いから、やられないように向こうをやっつけることができるような準備をしておこうとすると、向こうももっと強がるからはじめっから「怖がる」ことに問題があるんだ。

 

 ○みんなで仲良くしていたほうがこの先の地球が元気で健康でいられるんだ

 

僕は何としても子ども達と「あんしんと平和」を実践して行こうとしています。