昨晩、クロ-ゼットの中のつっぱり棒が落ちた。これまでも何度か落ちて、その度にかける服の量を減らしたりして調整していた。

今回、初めて、つっぱり棒の先の回して調整するパ-ツが取れて、クロ-ゼットの中に落ちた。

それを見つけて、またつける時にふと見ると、そのパ-ツにシ-ルがついていて、”閉める””緩める”の表記の他に、線が何本か書いてあって、スタート、ストップと書かれていた。

それを見て初めてストップの線を越えて留めていたことに気づいた。だから落ちるんだ。

その時、まるで自分だ。と思った。

スタートしてぐんぐん走って、ストップが出来なくなる。走っていくなかで、求められたり期待したりされると止めどころが決められず、息切れしたり、無理して自分が辛くなったり。それでも走って。

ああ。このままじゃいつか落ちちゃうな。私も。とパ-ツが行方不明になったつっぱり棒と散らばった服を茫然と眺める。

つっぱり棒が私でパ-ツは私のこころで、こころをなくした私は散らばった服。

急に力が抜けて、だからってどうしたらいいのか分からないのだけど。

でもそれに気づいてちょっとホッとして、自分に笑った。つっぱり棒で気づくって。と。

そういえば、つけ直す時いつも落ちないように、ぐいぐい回してたなあ。もう無理もう無理って限界超えてたのに。

実は、ここまでだよって教えてくれてるのに、もっとやらなきゃと思う自分勝手な思い込み、やりたいという欲求。それ以上は求められてないのにね。

サイズの合ったつっぱり棒にまずは変えてみよう。