この街の木々もほんのりと色づきはじめました。
大きな公園があるこの街で、新たな生活を始めました。
建物の老朽化など、いくつかの問題が重なり、これ以上住み続けるのは困難となり、新居を探し始めたのは今年の晩夏のことでした。

大きな公園があるこの街で、新たな生活を始めました。
まさか引っ越すことになるなんて、2年前、生まれた家で再び暮らし始めたときには思いもしませんでした。
建物の老朽化など、いくつかの問題が重なり、これ以上住み続けるのは困難となり、新居を探し始めたのは今年の晩夏のことでした。
都内を歩き周って、たくさんの候補から安住の地に選んだのがこの街でした。
祖父母と父が暮らした京都・下鴨の家の近くに糺の森(ただすのもり)という
下鴨神社の参道でもある、平安時代から変わらない原生林があります。
京都で一番好きな場所であり、いずれ暮らしてみたいと憧れている下鴨と、東京で最も環境が似ているのが、この公園であり、この街であるのが決め手となりました。
緑豊かで、清らかな水が流れる、美しい街に居を構えたおかげで、これから何十年、もしかしたら一生、京都に移住しなくても満足した生活が送れるような気がしています。
おじいちゃんになっても、このベンチに座って、この美しい景色を眺めているのかな・・・そんな想像をしていると、これからの人生がますます楽しみになってきました。
ダンディなおじいちゃんになれるように努力しないとね。
来るべきしてこの街へ来た。色々あったけど、今はそんな気がしてなりません。
新たな生活は、2014年、最高のプレゼントとなりました。