京都で一番好きなお店、月村さんを訪れました。 


西木屋町四条を下がった細い路地にある「釜めし・月村」さん。
昔は映画関係者が集まるお店で、祖父もその一人であったという話を聞いたことがあります。
孫の代になった今も変わらず訪れることが出来るのは感慨深いものがあります。
すぐに満席になってしまうお店なので、お昼を軽めにして、開店の17時に合わせてお邪魔したところ、すでに3組目でした。



注文するものはいつも決まっていて、一品目は聖護院大根煮。



二品目。今の時期は小鮎の天ぷら。 秋冬は牡蠣の天ぷらに変わります。



そして最後は鳥の釜飯です。 竹のスプーンで直接いただくのが月村流。
しっとり炊き上がったご飯とプリプリの丹波地鶏に椎茸と秘伝の出汁が見事に合わさり、これぞ絶品。 日本一の釜飯であると僕はそう思っています。

調理中は真剣勝負でも、ひと段落すると気さくに話しかけてくれるご主人と気配り上手な京美人の女将さん。
いつも変わらず、安心して訪れることのできるお店です。



月村さんを後にして久しぶりに先斗町を散歩してみました。
通りの雰囲気は変わらなくてもお店はずいぶんと入れ替わったという印象を受けました。





5月の先斗町は「鴨川をどり」で賑わいます。



5月に始まるもうひとつの風物詩が川床です。
鴨川に並行して流れる禊川の上に設けられた川床で川の流れと風に涼みながらの食事は格別です。
そういえばもう10年以上も行っていませんでした。 今年こそは・・・




-おまけ-