前日に予約をしておいた前沢牛のすき焼き。

みちのくの旅の最後を飾るに相応しい、最高の昼食となりました。

満腹でふらふらしながら向かった先は、こちらも一度は訪れたいと
思い続けていた毛越寺。 夢が叶った瞬間です。


中尊寺とともに言わずと知れた世界遺産の毛越寺。
奥州藤原氏三代で築き上げられた平泉は当時、
京都に次いで栄えた都であったそうです。
しかし、わずか2か月余りの奥州合戦により、奥州藤原氏は滅亡。
平泉の都は灰燼に帰してしまったのです。

南大門跡、講堂跡、金堂円隆寺跡・・・など、
『跡』ばかりの境内で、当時を偲ぶことができるのは、

極楽浄土を表現したという浄土庭園。

栄枯盛衰・・・


繫栄の儚さ、人生のむなしさを大いに考えさせられる
平泉の旅でした。

夏草や 兵どもが 夢の跡 ・・・

みちのくの旅2013・・・おしまい。