牡蠣づくしのお昼で満腹になったところで
向かったのは国宝の瑞巌寺。


天長5年(828年)に開創された由緒ある禅寺です。
総門をくぐると杉並木がつづき、この瞬間から魅了されっぱなしの見学になりました。






ゆっくり丁寧に見て周った瑞巌寺で、特に惹きつけられたのが
納骨や供養のため鎌倉時代に造営された洞窟群。




境内のどの場所よりも厳粛な空気に包まれているように感じた洞窟群。
時間を忘れて見入っていました。



瑞巌寺を後にして向かった先は、松島海岸に浮かぶ「福浦島」という小さな島。


陸と福浦島を結ぶ全長252mの福浦橋は別名「出会い橋」というそうで、


早速、出会いがありました。


島内は遊歩道が整備されていて、
その途中途中で松島の眺めを楽しむことが出来ます。






生まれた土地柄、松尾芭蕉に何かと縁があるので
下町を離れて、芭蕉が目にした松島の景色を同じように眺めていると
思うだけで感動の連続でした。
あまりの美しさに句を詠むことが出来なかった芭蕉の気持ちが
松島を訪れてよくわかった気がしました。