深川鍋を食べてきました。


大正から続く老舗、割烹・みや古。
都営新宿線・森下、半蔵門線・清澄白河から徒歩5分程度の距離に
みや古はあります。
お店の前の枝垂桜が江戸情緒にさらに素敵な雰囲気を醸し出しています。



「深川」といえば門前仲町の辺りのイメージが強いですが、
元々はこの周辺を指した地名なのだとか。
そんな話を聞いたことがあります。

深川めしは食べたことがあるのですが深川鍋は今回が初めてです。



店内は銭湯の休憩所のような庶民的な雰囲気。
ピークの時間をずらして行ったおかげでガラガラ・・・



なんて思っていたら、団体さんが入ってきて一気に賑やかに。
「江戸歴史文化研究会」←勝手に名づけました
そんな感じの団体さん。 江戸の歴史や文化を熱く語り合って
いました。



写真を撮りつつも、話はしっかり聞かせてもらいましたよ。
生まれた地の文化や歴史の話というのは実に興味深いものです。



待ちに待った「深川鍋」の登場です。
深川めしと同じく、アサリが深川の特徴。



他にお揚げ、豆腐、ゴボウ、三つ葉、笹ねぎ、えのきを
味噌味の出汁に入れて火を通します。
これを選んで大正解!
出汁も最後の一滴までいただいてしまいました。

が・・・2人前でこの量は少なすぎるような・・・
お腹が満たされず、追加で注文したのが


天丼です。
ごま油でさくっと揚げた江戸前の天ぷら。
それなりに美味しかったですが、浅草の天ぷら屋(祖母の実家)の孫で
年中天ぷらを食べていた者としては、普通に美味しかったというのが
正直な感想。
ここまで食べるとさすがに満腹を通り越しました。

深川鍋 & 深川めしなら、このお店はおすすめです。


-おまけ-


曇り空が残念でしたが、小名木川の桜並木がきれいでした。
江戸物流の重要河川だった小名木川。
昔は多くの船が行き交って賑やかだったのでしょうね。