大川翔くん。14才にしてカナダのトップ大学に飛び級入学。

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いったいどんな子でどんな天才なんだろう。
興味を持って読みました。



もちろん持って生まれた頭の良さ、あると思います。でも私が想像してたのと違ってた。
たまーにテレビで聞く天才児。数字が色に見えて即座にすんごい計算ができてしまうとか。



そういうのではなかった。
ご両親の教育の賜物。二人共がフルタイムでお仕事されていて日中は保育園育ち。限られた時間でできる限りのことをしている。
赤ちゃんの時からたくさん話しかけ、絵本を山ほど読み聞かせる。英語のDVDを見せる。自然にたくさん触れさせたり芸術にも触れ、スポーツも。



カナダではギフティッド(天才児)認定の制度があるんだけど、勉強ができる人を認定してるわけでない。人間性も含めて総合的に判断している。



本は、前半が翔くんの文章。全然堅くなくて馴染みやすい文章。人間性も滲み出ている。後半はお母さんの文章。翔くんの教育についてわかりやすく綴られている。



子供を天才児に育てたいかどうか、とかじゃなくて、親の姿勢の大切さや幼児期から脳を柔軟にするって大事だなといったことを実例を持って知ることができる良書でした。普通の私にも参考にできる内容でした。