おはようございます。
本年6月から改正労働施策総合推進法(通称:パワハラ防止法)が施行されましたね。
中小企業は2年後に導入予定ですが、そこで話題の書をご紹介したいと思います。
「シンクシビリティ」という著書はご存じでしょうか。
なんと礼節を重んじると生産性が爆上がりすると、著者のクリスティーン・ポラス先生が述べています。
このクリスティーン・ポラス先生は、あのGoogle、ピクサー、国連、TEDに登壇するなど「礼節の重要性」を説いておられるそうです。
ちょっと待って?!なんで今更Googleとか国連とかが講義を受けてるの?
別に今更、礼節?そんなのやる必要ある?っと思う方もおられるかもしれませんが、ポラス先生はまず、その認識から改めろと言います。
例えば2016年アメリカで行われた「礼節」に関する調査を大手企業に行ったところ、回答者の95%が「この国の礼節には問題がある」と答え、74%が「年々悪化してきている」と答えているそうです。
マジですか?! マジなんです(笑)
人類はテクノロジーによって進化しているように見えますが、そういうところは、むしろ悪化しているそうです。
原因は定かではないそうですが、理由として、グローバリーゼーションの文化の違い、世代間の価値観のズレ。テクノロジーの進化による対人コミュニケーション力の低下などがあげられています。
では日本の場合はどうでしょうか。
ISSP(国際社会調査プログラム)の調査結果で「自分の職場では同僚との関係が良い」と思っている割合は調査対象国37カ国中、な、なんと日本は最下位だそうです。ちなみにアメリカは28位です。
ちょっと驚きの結果です。今さら礼儀ではなく、今こそ礼儀というわけです。
ポラス先生は「無礼」がもたらす5つの悲劇を述べてますが、また長文になるのでここでは割愛します(笑)
著書では礼節を重んじない組織は目を覆いたくなるような調査結果が出ています。あえて言うならば、わざと仕事の手を抜いたり、受けた無礼さが伝染して同僚、お客様にも気づかず礼節に欠いた対応をして目に見えぬ経済損失が発生してしまうことをここでは言っておきます。
ありますね~あるある(笑)上司に理不尽に叱責された後、またその部下にも理不尽な態度をとってしまう。確かに伝染してしまうのは理解できます。
では礼節を重んじると、こんなメリットも著書では述べています。
メリット①.仕事が得やすい。
他人に優しく接している人、気分の良い接し方をしている人の方が、一緒にやろうと声がかかりやすい。
メリット②.幅広い人脈が築ける。
礼節のある人は、ネットワークの恩恵、利益を誰よりも多く享受することができる。
メリット③.出世の可能性が高まる。
礼節のある人ほど「リーダーにふさわしい」とみなされやすく、「敬意ある態度で人に接する」ことが皆の忠誠心を勝ち取ることができる。
メリット④.礼節ある上司のチームは、高い業績をあげる。
リーダーが礼節ある人であれば、チームの業績や創造性は高まり、誰かがミスをしても早く見つかり、誰もが自分の意志で率先して行動を起こすことにつながる。
メリット⑤.礼節ある経営者は、従業員に安心感を与える。
自分の所属するチームや企業の環境が安心できるもので、周囲の人々も信頼、尊敬できれば、リスクがあっても新しいことに取り組もうという勇気が出る。
まだまだメリットはありますが、キリがないので、このあたりにしておきます。
TOPの礼節がしっかりしていると部下にもウィルスのように伝染します。また逆もしかりです。
冒頭に申し上げたように大手企業には今年から。中小企業には2022年4月から施行されます。
今こそ『礼儀』を重んじて、良い社会、良い会社を創造しようじゃありませんか。
気になった方は下記にリンクを貼っておきますので、一度手に取って見られてはいかがでしょうか。
それでは今日も良い一日を!