先月修了した
ハーバルプラクティショナー・植物化学科の講座
卒業論文の発表に選んだテーマは
紫雲膏(しうんこう)
江戸時代、世界で初めて
経口全身麻酔薬を臨床で用いて成功させた医師
華岡青洲(はなおかせいしゅう)が
創案したといわれています
長年 主婦湿疹に悩まされてきたため
「きつくない薬で、よく効くもの」 を探していた私は
「万能軟膏」と呼ばれる
青洲の紫雲膏に興味が湧き
作ることにしました
【材料】
胡麻油 500ml
紫根(シコン) 30g
当帰(トウキ) 60g
ミツロウ 170g
豚脂 20g
ほかに
温度計(200℃まで計れるもの)
ガーゼ
ホーロー鍋
ヘラ
保存容器
【作り方】
① 市販の食用胡麻油を熱します
(180℃でおよそ1時間)
② 温度を120℃まで下げ、ミツロウと豚脂を加え
さらに20分加熱
ミツロウはあっという間に溶けました
温度が下がったらトロ火にします
③ 当帰を2枚のガーゼで包み、20分間抽出
このとき、ギュッギュッと押さえるように絞ります
④ 紫根をガーゼ4枚で包み、油を142℃くらいにして投入
15分ほど抽出
⑤ 水を張った容器に鍋ごと入れて冷ます
紫根の色がきれいに出ました
⑥ 温度が下がるにつれ、固まってきます
⑦ 全体的に固まってきたら
ヘラなどでかき混ぜながら練る
クリーム状になるまでよく混ぜたら出来上がり!
ちょっと固めのジェラート という感じでしょうか
⑧ 瓶などに詰めて保存
おまけ↓
Yeah
これは自分用(笑)
*****
完成したときの達成感といったら…(^^ゞ
しかし
部屋中ものすごい「あぶら臭」!!(゜.゜)
胡麻油
ミツロウ
豚油
…がmixされると かなり「重い」臭いになりますね
余談はさておき
紫雲膏について、もう少し…
「紫根」の主な作用
↓↓↓
発疹を治める
血行を改善する
傷の治りを良くする
漢方では
解熱、解毒、麻疹の予防、黄疸、腫瘍、血尿
などに用いる
外用として
紫雲膏に使われ、皮膚をなめらかにして腫れものの排膿をする
やけど、痔疾、皮膚の荒れ止めにする
「紫雲膏」
適応症: 火傷、せつ、癰(よう)、肛囲膿瘍、痔核、痔瘘(じろう)、にきび、
とびひ、水虫など
【注意】
ジュクジュクした傷(局部が極度に湿潤している場合)には使用しない!
保存期間は最低でも4年以上
ということで
長持ちするのも利点ですね
「紫根」についてはまた別の機会に…(^_-)





















