練馬のコンサート当日の爽やかな空
賑やかな子供の声に静かに飛ぶとんぼ。
自己紹介で選んだ「とんぼのめがね」のこんな記事をご紹介します。
詩は福島県双葉郡広野町生まれです。
広野町はどのあたりか調べてみました。
福島県いわき市(祖母の故郷)の北の辺りですね( ´ ▽ ` )
https://www.town.hirono.fukushima.jp/sangyo/nukaga_seishi.html
みなさんは、『とんぼのめがね』の舞台が当町であることをご存知でしょうか?
とんぼのめがね作詞者の『額賀誠志』氏は、
昭和12年 当時無医村であった広野村(当時は村)に内科医院を開業していました。
このころの先生は執筆活動を休んでいましたが
終戦後(昭和21年ごろ)より活動を再開することになります。
下記はその理由を額賀氏が情熱的に話をしたときの言葉です。
『戦後日本の子どもたちは、楽しい夢をのせた歌を歌えなくなった。
子どもが、卑俗な流行歌を歌うのは
あたかも、煙草の吸いがらを拾ってのむのと同じような悲惨さを感じさせる。
私が久しぶりに、童謡を作ろうと発心したのも、
そうした実情が余りにも濁りきった流れの中に置き忘れられている現状である。
しかし、私は子どもたちを信じ、日本民族の飛躍と将来とを堅く信ずる。
この子どもたちが、やがて大人になる頃には、
おそらく世界は自然発生的に、その国境を撤廃し、
全人類が一丸となって愛情と信頼と平和の中に、
画期的な文明を現出する時代が来るであろう。
その時に当って、若い日本民族が世界に大きな役割を果たすことを信じ、
いささかなりとも今日
子どもたちの胸に、愛情の灯をつけておきたいのである。』
『とんぼのめがね』は、昭和23年頃上浅見川の箒平地区に先生が往診へ行った際、
子ども達がとんぼと遊んでいるのをみて作詞されました。
そして平井康三郎氏の曲により、
ラジオ放送で全国に広まり代表作として残ることになりました。先生の作品はこの他にも多数存在します。
以上
大事に歌い継いでいきたい曲だなーと改めて思います
最後に歌詞のご紹介(*^^*)
「とんぼのめがね」
とんぼの めがねは
水いろ めがね
青いおそらを
とんだから とんだから
とんぼの めがねは
ぴか ぴか めがね
おてんとさまを
みてたから みてたから
とんぼの めがねは
赤いろ めがね
夕焼雲(ゆうやけぐも)を
とんだから とんだから
それでは
今日も良い1日になりますように・・・