●4-1 ピアノの生徒の低年齢化に対応する
リトミック指導者育成の矢島久美子です。
リトピュアのリトミックカリキュラムでは、乳幼児の親子リトミックを卒業後のことをすでに考えています。
ですから、そのままリトミックで得た音感・リズム感が、ピアノレッスンに活かせるように意識して、カリキュラムをつくっています。
ここを意識していないと、繋がらないからです。
ちょっと意識をしてカリキュラムを考えることで、とても効率的になります。
0歳~3歳までの乳幼児リトミック
↓
3~4歳からのピアノレッスン
この流れが確立されると、ピアノ教室としては生徒さんの増加に役立ちます。
ただし、このとき、3歳までのリトミックを、なんとなくしていてはだめなんですね。
『先を見据えていること』
今これをしていると、数ヵ月後どうなるか、
だから来年はこうなる、
それなら、今どんなリトミックをするといいのか、
また、たとえば1歳なら、どうすると興味を持ち、その必要な力が定着するのか・・・
なんとなく、「楽しかった」のリトミックをしていれば、自然に音感・リズム感が身についてしまうわけではないんですね。
指導者が最初の段階でそのあたりにこだわりを持って、レッスンをしていくと効果は倍増です。
カリキュラム作成の段階でよ~く考えておきましょう。
【4】ピアノの生徒が増えるリトミック活用法
4-1. ピアノの生徒の低年齢化に対応する
4-2. ピアノに必要な基礎力定着
4-3. ピアノの生徒の倍増効果
4-4. 音大出身者の仕事としても