小さい頃から、神社や巫女さんが好きだった。

神聖で、厳かで、美しくて。



大学時の、ある年の11月。

ふとそれを思い出し、巫女になりたくなった。

どうしても巫女がやりたい。

それも、再来月のお正月に!!!




とりあえず家の近くの小さな神社に、

募集をしているか電話をかけた。




返答は、「募集なし」




もう少し距離の範囲を広げて、

何社か電話をかける。




すべて募集なし。




「大きい神社しか募集していないのかなぁ


と思いつつ、まだ諦めない!





コピー用紙を取り出し、

神奈川・東京のありとあらゆる神社を調べ、

100社ほど書き出した。



書いた順に上から電話をかける。



「募集なし」



「募集してたけど、とっくに終わった。

巫女は夏の間に研修があるから、

どこももう募集していないと思う」



「そんなにやりたいのなら、

どうしてもっと早く応募しなかったの?」と、

怒られることもあった。





その通りなのかもしれない。

少なくとも次のお正月は無理かも




書き出した神社が、どこも×で消えて行く。


でも、どうしても諦められなかった。




気づくと、最後の一社になっていた。

聞いたことはない、小さな神社。


「ここが無理なら、諦めるしかない」


半ば泣きながら電話した。



「一週間後、面接に来られますか?」



耳を疑った。



一週間後

「神社や巫女に憧れがあり、どうしてもやりたい」という私の思いを受け取ってくださった

宮司さまのおかげで、

巫女として助勤することができました。



そして

書道をやっていたことをお話しすると、

お札に筆でお名前を書いたり、

御朱印を書くご奉仕も

させていただくことができました。



また、巫女の先輩がやっていた巫女舞を見て

「私もやってみたい」と話すと、

2年目で巫女舞を

させていただくことができました。



その神社で

4年間巫女として助勤させていただき、

本当にたくさんのことを学ぶことができました。



「断られ続けても、諦めなくて良かった」




その後の人生でも

採用枠一人のところに就職できたり

(それも何度も)

やりたいと思ったことをすべてやることが

できました。




それは、

「行動力」と、「自分の熱意を言葉にすること」

大切にしてきたからです。



そうすれば

気持ちは必ず相手に伝わります。