2017年度ラストブログ | 関西大学女子ラクロス部

関西大学女子ラクロス部

関西大学女子ラクロス部のブログです。


こんにちは。
2017年度主将のみきです。


新年明けまして
おめでとうございます。


昨日は成人の日でしたね~
2回生の皆さん!!
ご成人おめでとうございます!!
私は成人式から2年経ったんだと
時の流れの早さを感じます...笑



2018年を迎えましたが
2017年度主将の
私がブログを書かせて頂きます。



"ラクロスを楽しむこと"
"自分と向き合うこと"
"感謝を体現すること"
"誰かのために頑張ること"
などなど...どれも大切なことばかり!
その通りだなって感動しました。
まだ読んでいない人は、
今からでも是非読んでほしいです!



2017年度ラストブログということですが
部員には伝えたいことは
伝え続けてきたつもりなので
何を書くのか悩みました...


なので私は、主将という立場で何を目指し、
何を感じていたのか、
1年間を振り返りながら
書いていきたいなと思います。
長くなりますが、読んで頂ければ幸いです。



私たちは1回生の時から
final4準決勝の舞台を経験し、
先輩方の悔し涙を見てきました。
3回生で迎えたfinal4準決勝で何も出来ず、
自分の無力さを感じました。
最高のチームだと思っていても、
結果が掴めない限り、
周りは認めてくれないし、証明できない。
だからこそ、'17こそは
結果にこだわってやると強く思いました。
先輩方の姿を近くで見てきた分、
自分がチームの先頭に立って
このチームを勝利に導きたい、
日本一のチームだって
結果を掴んで証明したい、
と思ったから主将になることを
決意しました。






主将になると決まってから、
どんなチームを作りたいのか、
具体的イメージを持てずにいました。
あるセミナーに参加し、大学サッカーで
「五冠」を達成させた経験のある
主将の方のお話をお聞きしました。
初めて日本一になった時の
全員写真を見ると、
メンバーは嬉しくて最高の笑顔で
写っているけど、後ろのメンバーは
笑顔でなかったそうです。
次の日にCチームの練習に行くと
「おめでとう!」と言われ、
同じチームなのに違うチームのような感覚で
恐ろしくなったそうです。
その方は、
その日本一には価値はないと感じ、
一人一人と向き合うことに取り組みました。
そして再度、日本一を達成させました。
チーム一丸で掴んだ日本一の価値は高く、
比べ物にならないほど嬉しかったそうです。
私はこのお話を聞いて、
結果だけでは意味がないと気付き、
目標を達成させた時に学年関係なく、
自分がいるから
この結果を掴めたんだと思えるチームを
作りたいと感じました。


そして、結果を掴んだ時に
全員が最高の表情の写真を撮ることが
夢の1つとなりました!


3月の4校合宿では、
慶応、青学、法政と試合をし、
ボコボコにやられて関東のレベルの高さ、
自分たちの甘さを実感し、取り組み方を
見直すきっかけとなりました。
4月には、チームとして活動休止期間もあり、
自分の運営の甘さを感じました。
多くの人に迷惑や
心配をお掛けしました。
チームとして
"最高のスタート"だったとは
言えません。


6月の関関戦では4-11で負け、
8月の開幕戦では、
立命館大学に5-8で負けました。
過去に開幕戦での負けはなく、
自分たちがその歴史を
途絶えさせてしまいました。











勝ちに導くどころか
自分が不甲斐ないせいで
自分の力不足のせいで
多くの人を悲しませてしまいました。
本当に苦しくて、悔しくて...







リーグ戦が始まってからも
うまくいかないことばかり...
楽に勝てた試合なんて1つもありません。
リーグ最終戦までfinal4進出
出来るかどうかわからない状況。
final4進出どころか
2部降格の可能性もあり、
みんなの前ではそんな不安は出さないけど
頭の片隅にはありました。
4年連続final4進出を
途絶えさせてしまうという恐怖心や
後輩に一部でプレーする環境を
与えなければならないという
責任感がありました。



そしてリーグ最終戦の大阪教育大学戦。
#71めいも書いていたように
この日を機にチームは
強くなったんだと思います。
負けることの悔しさ、
勝つことの難しさを知り、
練習を取り組んで、
final4進出を掴み取りました。












11/4 final4準決勝vs関西学院大学。
final4の借りはfinal4で返すしかない。
今まで悔しい思いをさせられてきたからこそ
ここで勝ちたいという
強い思いがありました。
私は主将でありながら、情けないことに
試合のメンバーから外れました。
リザーブメンバーとして
アップには参加しました。
アップ後、グランドを後にしてロッカーで
着替えていると悔しくて
まいるとやっとと涙を流しました。
そこで「みんなの前では絶対笑顔で行こ。
今やれる応援を全力でやるしかない。
絶対勝つから
次は一緒にベンチに入ろう。」と
約束したことを覚えています。
試合が始まり、関学に先制点を取られ、
連続失点を許しましたが
負ける気はしませんでした。
1点を返した瞬間、
負けているにも関わらず、
「いける」という感覚になりました。
ゴーリーのきらのセーブを見て
羨ましいと思いつつも
自分の事のように嬉しかったり、
誰かが点を決める度に
涙が出そうになりながら喜んだり...
グラウンドには、
勝ちを信じ上を向き続けるメンバー、信頼できるコーチ陣、スタンドには、全力で応援するチームメイト、チームのためにデータを取ってくれるスキャ班、共に応援してくれる男ラク、そして沢山のOGさんや保護者の方々、関大ファミリー全員。
周りを見渡して、本当に多くの方々に
支えられていることに
改めて感じました。
勝利の瞬間の
言葉ではなんとも言えない感覚は
一生忘れません。
試合が終わって
試合に出てたメンバーと会うと、
嬉し涙が止まりませんでした。
ラクロスをして嬉し涙は初めてで
最高の瞬間でした。











しかし、final決勝で同志社大学に負け、
「関西制覇」達成とはなりませんでした。
試合に出るチャンスをもらいながら
みんなに関西制覇という最高の景色を
見せることが出来なかったこと、
日本一のチームだと証明できなかったこと、
勝利という形で感謝の体現が
出来なかったことに悔いが残ります。




12/9(土)
challengeリーグ決勝vs関西学院大学。
「五冠」の1つである
challengeリーグ優勝を目指し、
チーム一丸となり戦いました。
リーグでは、果たすことが
出来なかった関西制覇を
challengeリーグで
果たすことが出来ました。
私は、勝った瞬間に嬉し涙を流している
みんなの姿を見て、今までやってきて
良かったと感じました。
4回生だけではなくて、
下級生含め全員が最高の表情でした。
見てください(^^)
全員が最高の表情で写真を撮るという
私の夢の1つが叶った瞬間です!!







私は、challengeのメンバーに対して、
「おめでとう」じゃなくて、
「ありがとう!」という気持ちが
自然と溢れてきました。






12/17(日)全日決勝を
見に江戸陸へ行きました。
OGで関大のACであるふうさんの
応援も兼ねて見に行きました!
慶應大学が優勝し、喜んでいる姿を見て、
目指しているものは
間違っていなかったんだと思いました。
あの場所に立ちたかったという後悔や
あそこから見える景色はどんなんだろうと
思ったりしました。
関西制覇もしたことないのに
何を言っているんだろうと
思われるかもしれませんが、
やはり、日本一を掴めない限り
後悔は残っていたと思います。
目標が高すぎたという後悔はありません。
「五冠」を目指したからこそ、
チームとして1つ越えた結果を
残せたんじゃないかと思います。

「五冠」を目指せと言っているみたいですがそうではありません。
後輩達には、本当に成し遂げたいものに向かっていってほしいなと思います。
今年あと1つで関西制覇だったから、来年こそは必ずとれ!!と押し付けるつもりもありません。
何を目指しているのか、なぜ目指しているのか、それを掴んだ先にどうなっていたいのかを持って取り組めれば、強いと思います。
だからこそ"価値"が高まるのだと思います。


そして、個人としても「なぜ関大ラクロス部に所属しているのか?」「どんな人/ラクロスプレーヤーになりたいのか?」を持って欲しい。
challengeリーグ後に私は「みんながいたからこの結果を掴めた。」と言いました。
その言葉に嘘はありません。
しかし、1人1人がそう思えるかは自分自身がラクロス部に所属している意味を持てているかだと思います。
ラクロスが上手い下手、試合に出る出ない、上回生か下級生か、関係なく、自分自身がチームに何ができるのか、何がしたいのか、1度考えて見て欲しいなと思います。




歴代の主将の方と比べても
自分は完璧のキャプテンだったと
自信を持って言えるわけじゃないし
今までで一番強いチームだったとしても
自分は
一番弱かったんじゃないかと思います。
伝えることが下手で
何が言いたいのか分からないと
思わせたことも
多々あったんじゃないかな...?
勝つために必要なことと
みんなが満足のいくチームに
するために必要なこと。
この2つを欲張って選びきれず、
なかなか決断し切れず、
悩んだこともたくさんあります。
勝つことにこだわって、
チャレンジのメンバーには我慢させることも
たくさんあったと思います。
だけど今年1年最後まで
一緒に戦ってくれたみんなに
「ありがとう」を伝えたい。
勝って関大が
最高のチームだと証明したい、
全員が最高の表情で写真を撮りたい、
勝利という形で感謝を体現したいという、
気持ちで1年間突っ走ってきました。
それはみんながいてくれたから。
正直、楽しいことよりも
しんどいことの方が多かったけど
同期を始め、みんながいてくれたから
最後までやりきることができました。
関大ラクロス部で主将として取り組んだ1年は
私の誇りです。
本当にありがとうございました。




主将をやって主将にしか分からない
大変さや辛さがあります!!
新主将のそらに私に出来るサポートは
していきたいなと思っています。
でも一番近くにいる新4回生や幹部陣の
サポートが本当に大切!
現役のみんながお互いに思っていることを
伝えあったり、受け入れあったりして
みんなで良いチームを作って欲しいです!!




まるさん、コーチの皆さま、
OB・OGの皆様、
関大ラクロス部のみんな、家族、友達、
関大ファミリーの皆様、
ラクロス関係者の皆様、
お礼申し上げます。




家族には、やりたいことや好きなことばかりする自分を温かく見守ってもらって、特にお母さんは毎日5時に起こして迷惑をかけて...感謝することばかりです。4月から社会人になるし、少しでも親孝行したいなと思っています。本当にありがとう。




17から18に変わりますが
関大ラクロスの"挑戦"はこれからも続きます。
これからも関大ラクロスを
どうかよろしくお願いします。


長くなりましたが
読んでくださりありがとうございました。

失礼します。





2017年度主将 #5 田村 美樹