前に、個性的な風貌だと言っていた、作家の京極夏彦先生です。
着物姿に革の手袋が渋いっすw
人差し指・・・・・ ←またいらんところに触れてしまう私w
前はTVで見かけたけど、今でも出てるのかな???
それで・・・・・(ΦωΦ)フフフ
ついに京極夏彦デビューですよ。
気になって読んでみることにしたんです。 やっぱり一度は読んでみなければ!と思ってたので。
シリーズ1作目にして、京極先生デビュー作である、「姑獲鳥の夏」であります!
分厚いやつじゃなくて分冊版。 それでもこれ全然薄いほう。
予備知識としては、主人公の名前は京極堂で、シリーズ物。 シリーズの最初が「姑獲鳥の夏」
その他「魍魎の匣」など...そのくらいは知ってました。
で、読んでみたところ、想像してたのとだいぶ違った。
私のイメージと実際。
↓
妖怪わらわら、京極堂が妖怪退治! ⇒ 妖怪出てこない(そういうお話は出てくる)、探偵モノだった!
主人公の名は京極堂 ⇒ 店の屋号が京極堂で、本名は仲禅寺秋彦。 でも京極堂と呼ばれている。
京極堂50歳くらい?(←完全に京極夏彦先生のイメージだろw) ⇒ 実際は30歳くらい。
京極堂目線で物語が進む ⇒ 京極堂の友人の関口目線。 ほぼ関口・京極堂のW主人公。
古風な文体 ⇒ 意外と(?)普通。
と、読んでみると随分違った「姑獲鳥の夏」
最初のほうはちょっと読みにくかったかなぁ。
普通、10ページ・・・20ページ・・・くらいしたら場面転換するじゃないですか?
ほかの場所に移動したり、シーンが変わったり。
それがですね、この「姑獲鳥の夏」はじめのほう、100ページくらい場面転換しなくてですねw
ずっと2人の会話のやりとりなんですよ。 ずっとこの調子だったらどうしましょう・・・と思ったw
でも前半そんな感じなのに、後半、下巻に入ってからの息もつかせぬ展開の対比が凄い。
面白かったです。 読まず嫌いはいけませんな、やっぱり。
次の「魍魎の匣」も読んでみようと思いますよ。 いつになるかはわかりませんけど。
文庫4冊分くらいあるやつはどうしようか考え中...
この間の難読漢字の答え合わせ
「ちょうちん」
「あつらえる」
・自分の思いどおりに作らせる。注文して作らせる。「洋服を―・える」「寿司を―・える」
・人に頼んでさせる。
「たどん」
・粉炭 (こなずみ) にふのりを加えて練り、丸くして乾燥した燃料。
・俗に、相撲の星取り表で負けの印。黒星。
「じだ」
耳たぶ、耳
「もっとも」
道理にかなっていること。なるほどその通りだと思われること。また、そのさま。当然。
「てらう」
自分の学識・才能・行為などを誇って、言葉や行動にちらつかせる。ひけらかす。
「くびき」
・ 車の轅(ながえ)の先端につけて,
・ (比喩的に)自由を束縛するもの。 「国家の-から脱する」
「だび」
火葬のこと。 [句] 荼毘に付す
「あつもの」
《「熱物(あつもの)」の意》 魚・鳥の肉や野菜を入れた熱い吸い物。
「てこ」
支点の周りに回転し得る棒。その一端に力を加えて大きな力に変えることができるので、重い物を動かす道具に利用される。
「てこの原理」、「てこでも動かない」
何問合ってましたか? また問題出します