久々の更新で陳謝です
さて、多忙にかまけていたわけではなくピックアップの
比較検証を容易にすべく、比較専用機を製作していた。
まあ、製作と言っても既製品のギターにあれこれと手を加え
弦を緩めたり外したりせず、1分以内に交換できるように
改造したものを大昔に某メーカー在籍時に考案したのを
改めて多々の改善を施し、再び焼き直したのである。
ちょいと見た目では普通のストラトなのだが
このように1弦側にスライドさせて引き抜ける。
固定にはサムスクリュー2本を使用していて
ドライバーを必要としない。
説明に必要なピックアップをアッセンブリーとして
複数用意しておけば、同じギター、同じ弦、同じアンプ、
同じPU高で30秒~1分のあいだに交換、音出し可能だ。
接続も1瞬、このようになる。
今後のセミナーや発表会には活躍するだろう。
面倒な指示を引き受けてくれたエレクトラの
大和屋君にお礼を言っておこう。
ありがと、お疲れ様。
久々にPCに向かう
多忙なのは結構だがブログも書けぬほどだと
やや問題、もう少しペースを落として行かんと
考え事をする時間もなくなる。
無駄に思索に耽るつもりではなく、特殊な
オーダー品を製作するためのあれこれが
必要必須だからね。
先日の高出力ハムバッカーを試奏した顧客からの
オーダーとなるこのST用シングルコイルピックアップ
は結構難易度の高いものだ。その内容は最大限に
まで高めた出力と絞った際のクリーントーンだ。
随分試行錯誤して完成したこいつの直流抵抗は
約20KΩ、これでクリーントーンを得、更にノイズを
押さえ込むと言う条件が満たせる事が出来た。
ただ非常に手間を食い過ぎる。出来れば
レギュラーラインには加えたくない製品だね。