深夜

情感豊かな音に

想うがままに身を揺らして


前に誰かが

私の躍る姿を見て

演武のようだと言ったけど


私は何と闘っているのだろう


「何としても創りたい」

そのエネルギーを

体にためて

エネルギーを帯電させる


そして放つ

魂のど真ん中から

凝縮した一矢を





夜道前方に突然現れた

かすかに昇り始めた

大きくふくよかな下弦の月に

思わず

息を飲んだ





私を追い越す

台風の力強い風



海や高原の香りを含んだ風の香りに

その旅の果てない道のりを想った