仕事やタヒチでバタバタしてblogの更新が久しぶりになってしまいましたショック!

先週月曜、地元の自治体主催の養育家庭に関するイベントに参加してきました。以前、民間の養子あっせん団体主催の説明会には参加したことがありましたが、自治体主催のは初めてだったのでどんな感じかなと思っていましたが、結果的に大変勉強になる有意義な会でした。

市民小ホールみたいなところで行われ、結構収容人数もあるところでしたが、8割くらいはお客さんが入っていました。年令層は少し高めかな。40代から50代くらいの方が多いように感じました。でも、中には私のように30歳くらいの方もいて、もしかしたら私のように若くして養子を検討している方なのかな、と思ったりしましたキラキラ


会の構成としては、まず八王子児童相談所の所長さんからのお話があり、次に実際に里親をされている方の体験談発表、最後に子供を対象とした精神科クリニックを開業しているドクターによる発達心理学の講義、といった流れでした。

この発達心理学のお話がかなり勉強になりましたねきらきら!!子供には月齢に応じて必要な発達のステップがあり、そのために親はどのような対応、環境の提供をすればいいのかをそのステップごとに解説してくださいました。
自分の成長過程と重ね合わせてウンウンとうなずくことしきりでしたよ。なぜあんなに親に対して反抗したのか、とかね(笑)反抗期は「拒絶しながら求める」時期なんだそう。確かに、親をうっとうしいと避けながらも、親に愛されてるかしきりに確認したがってたもんな~あせる


子供には一対一で自分だけに向き合ってくれる特別な大人が必要で、その大人(親)からの愛情と、自分が恐怖を感じずに常に安心できる環境の提供を受けてこそ情緒的に安定し、成熟した大人に成長できるとのこと。
これが欠けると、特に幼い頃の愛情不足や安定した環境の欠如があると、将来的に精神科を受診しなくてはいけない事態になる確率がかなり高くなるとのことでした。

このような側面から、やはり子供は大人数を相手にする施設ではなく、家庭で養子という形で養育するほうが理想的だと先生はおっしゃっており、そのような子供を受け入れる家庭がもっと増えていくことが望ましいとのことでした。


このお話で、私は改めてなぜ幼い頃にたくさん愛情を注ぎ、手をかけて子供を育てる必要があるのかを理論的に理解することができました。私は子供の扱いに慣れていなくて、現時点では正直うまくはないのですが、このようなことをきちんと理解していればより納得して子育てに取り組めるような気がしました。今この子がこのようなことをしでかすのは、このステップにいるからで、私はこのような対応を取ればいいのね、と。
ちょっと理屈っぽいですが、私にはこのような考え方の引き出しがあるほうが迷わずに済みそう。もちろん我が子を目の前にしたら、理屈ではなく本能で愛情を注げるのかもしれませんが。


今回私が感じたことは、このような会に参加するのは養子、実子関係なく子育てする上でとても大きなヒントが得られるんだな、ということです。これからも積極的に参加したいと思います。参加費も無料ですしにひひチョキ
きっかけがないとなかなか足を踏み入れない世界だと思いますが、気軽に参加できる雰囲気で来ている方々も明るくとても感じのよい方々でした。
養子を検討している方だけでなく、少しでもこのような分野に興味のある方にはぜひオススメしたいです。会のスケジュールなどは、管轄の児童相談所に電話で問い合わせるか自治体のホームページに掲載されていますので、ぜひ参照してみてください音譜





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