「限りあれば 吹かねど花は 散るものを 心短き 春の山風」 蒲生氏郷公の辞世の句です。
好きな武将を聞かれたら蒲生氏郷と答えます。まあ、それほど知らないのですけれど武将たち。
蒲生氏郷は織田信長に見出だされました。信長曰く‘‘眼の輝きが違った’’そうです。
信長亡きあとは豊臣秀吉に仕えますが、氏郷の底知れぬポテンシャルを秀吉は恐れていたそうです。
奥州の要‘‘会津’’の地を治める氏郷は千利休処罰後の息子‘‘少庵’’を庇護します。なぜなら氏郷は千利休の弟子の筆頭だったから。
氏郷と少庵のお陰で会津に根付いた茶道文化は、現在に至るまで脈々と継承されています。
‘‘日本に於いてトップクラスの器量の男’’と千利休も認めていた、文武に秀でた蒲生氏郷。会津藩の礎を築いた男。
そんな彼をリスペクトして創作しました。
私が唯一そらんじられる辞世の句から名前を拝借して。
ベースにする会津清酒は何でも良いですが、白井酒造さんの‘‘風が吹く’’だと雰囲気がでるでしょうか。
ゴディバはほんの少しのニュアンスにて良い仕事を。
甘過ぎないホットミルクカクテルがご所望でしたら是非どうぞ。
《レシピ》
・会津清酒・・・・・・・・45ml
・ゴディバリキュール・・・10ml
・牛乳・・・・・・・・・・100ml
・抹茶・・・・・・・・・・適宜
●茶筅で点てます