between the sheetsは‘‘ベッドに入って’’って感じですね。
何だか艶っぽい雰囲気を感じますね。
もともとは寝酒として飲まれているカクテルなんです。
寝酒はリラックス効果があるので、就寝前に飲むことで寝入りが早くなります。
しかしながら量を飲んでしまうと、逆に中途覚醒しちゃって睡眠の質が落ちることに。
アルコールって耐性がつきやすいので、飲むほどにどんどん量が増えていく恐さもあります。
寝酒といえど、ほどほどにしましょうね。

そんな寝酒ですが、キュッと強いお酒を少しだけ呷る感じになります。
このカクテルもまさにそう。ほんのり甘さがありますが、かなり強い。
作りたてはすっきりキレがある美味しさですが、少し時間を置くとぬるくなり甘味が増します。
甘味が増すと妙に艶っぽい味わいに変化するのです。
もしかしたらこのカクテル、そうなってからが本領を発揮するのかも?!?

ショートカクテルは冷たいうちに(三口くらいで)飲め!と昔ながらのベテラン飲んべえは言います。
しかしこのカクテルは、そんなセオリーを超えたところで澄ましている、いや、艶っぽく微笑んでいるように思えます。固っくるしいこと言いなさんなってね。
ビトゥインザシーツのそんなところが私は大好きです。

クールな大人が1日の〆に選ぶカクテル。
いろんなシチュエーションでどうぞお楽しみくださいませ。


《レシピ》
・ブランデー・・・・・・20ml
・ホワイトラム・・・・・20ml
・コアントロー・・・・・20ml
・レモンジュース・・・・1tsp


●シェーク
※ステアでもいいと思います。冷やしすぎず甘味を強調、、艶々でありますね。