300人のプロテスタントを処刑した恐ろしいイングランド女王メアリ1世、、、
そんな名前を付けますか?カクテルに。
ブラッディメアリの名前の由来とされているけど、これは後付けじゃないかな。
どこかの知識人がそれらしい名前を無理矢理こじつけたと思います(断言笑)。

パリの‘‘ハリーズ・ニューヨークバー’’にてバーテンダー‘‘フェルナン・プショー’’が1921年作製。常連客の地元シカゴのバー‘‘血のバケツ’’のウェイトレスのあだ名‘‘ブラッディメアリ’’をカクテルに名付ける。
これが始まりなんじゃないかと私は思います。
もっとも、シンプルなレシピですから同時多発的に各所で産声は上がっているので諸説紛々ですけれどもね。

ブラッディメアリはウォッカをトマトジュースで割るカクテルです。
塩、胡椒、タバスコ、ソースなどで自分なりの味付けが楽しめる自由度の高さもあります。

オクターブでベースにするウォッカは、‘‘スイートバジルを漬け込んだウォッカ’’と‘‘セロリ・唐辛子・黒胡椒を漬け込んだウォッカ’’をブレンドします。
リー・ペリン・ソースとレモンジュースを少々加え、デルモンテの岩塩入りジュースで仕上げます。
これで味のまとまった一杯の完成となるのです。それでもさらに調味したい方にだけ調味料を添えるような感じです。

会津の南郷トマトはとても美味しいですよね。
某モスバーガーさんも南郷トマトを挟んだバーガーが好評だったりして。
南郷トマトがある時はフレッシュを搾ったりもしますが、その場合は慎重に調味して青くささを丸くします。

トマトジュースをクラマトジュース(ハマグリエキス入りの味わい深いトマトジュース)に代えると‘‘ブラッディシーザー’’となります。
こちらもリピーターが多いですね。
ベースをジンに代えて‘‘レッドスナッパー’’なんてのもあります。あ、日本では‘‘ブラッディサム’’のほうが通じるかな。
他にも
・テキーラベース
        →ストローハット
・アブサンベース
        →ブラッディフェアリー
などなどアレンジも豊富。
いろいろ試してみてくださいませ。

しかしbucket of bloodってすげえ名前のバーですね。。


《レシピ》
・バジルウォッカ・・・・・15ml
・セロリウォッカ・・・・・15ml
・トマトジュース・・・・・90ml
・レモンジュース・・・・・1tsp
・リー・ペリン・ソース・・1dash


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