明るいうちからお酒を飲みたくなる時、あるよね。
そんな方々のためにと誕生したカクテルが‘‘バックスフィズ’’なのです。
ジュースに見せ掛けて仕上げたカクテルを作ったのはロンドンのバックスクラブのバーテンダー‘‘パット・マクギャリー’’。時は1921年。
有名な社交場だったその店名がカクテル名になりました。
オレンジジュース1にシャンパン2の割合です。
シャンパンの代わりにスパークリングワインでも問題ありません。
また、甘くても甘くなくても、どんなスパークリングワインでも美味しく仕上がります。
ただしオレンジジュースはフレッシュで美味しいのを用意してくださいませ。
まさにジュースのように飲めちゃう仕上がりです。
これもシンガポール・スリングと同じ理由ではないでしょうか。
女性が公の場でお酒を飲むことが躊躇われた時代背景があってこそ生まれた、ジュースのようなカクテル。
女性だってお酒を飲んでもいいじゃない。
あ、私はいつだって女性の味方です。
このカクテルをシャンパングラスに作ると‘‘ミモザ’’という可愛らしいカクテルになります。
そうですね、ミモザの話はまた次の機会にでも。
《レシピ》
・オレンジジュース・・・・50ml
・スパークリングワイン・・100ml
●ビルド