今日はセディナ貸切で星組公演二回目の観劇でした。

RRRは礼真琴さんの長い矢のぶん回しが迫力満点で、暁千星さんがますますキレッキレのラーマ役で、何回も観たい作品です。

二幕目のショー、VIORETOPIA(ヴィオレトピア)は指田珠子先生の大劇場デビュー作品です。

「劇場」をテーマとした作品だそうですが、なかなか理解が難しかった。指田先生の作品を調べると、直近にスカイステージで観た2022年花組永久輝せあさんと星空美咲さんの「冬霞の巴里」がありました。退廃的という言葉がピッタリの世界観の作品でしたが、ヴィオレトピアもそんな感じのちょっと闇のある作品でした。

客席降りもあって照明も明るくて盛り上がった曲は、リストマニアという曲でした。リストマニアとは、作曲家・フランツ・リストの熱狂的なファンを指す言葉で、転じて熱狂的なファンやマニアの事だそうです。2022年花組公演「巡礼の年」の柚香光さんが演じたリストのことです。汗も小瓶に詰めようとした場面がありました。

熱狂的なファン？つまりヅカオタの事？

と、ここまでの推測が精一杯です。

照明とか辻褄が合わないまま話がどんどん進んでいく様子がまるで眠っている時に見る夢の様でした。指田先生の作品はショーよりも物語のあるお芝居の方が好きかもしれません。

今回退団される天華えまさんの白い燕尾服やソロのAs Time Goes Byはとてもしっとりとしてよかったです。

宝塚観劇を始めて驚いた事は、毎公演必ず退団者がいて、入れ替わりが結構激しい事です。このジェンヌさん素敵やと思っても、いつまでも在団されているとは限らないと思うと、観劇できる一瞬一瞬を目に焼き付けたいなぁと思うのでした。

RRR

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ヴィオレトピアは解釈が難しい