訪問看護の利用が始まっても、利用者は負担を気にして十分なケアができない状態。訪問看護は介護保険制度下にあり、利用すれば患者に1割負担が発生する。訪問看護師と言う仕事は、自宅療養している患者の日常の健康管理を行う仕事になります。何かしらの要因で入院するほどではないにしても、健常者と同様に自力で活動することが困難な状態にある方がほとんどです。
裕美さんら訪問看護師は、利用者と話をしながら状態観察し、変わったことはないか確認していくが、「(お金がないから)初分(未満)でお願いします」と言われることも多くなってきた。しかし、それでは玄関をくぐって少し世間話をするだけで終わってしまう。本来であれば週に1度は訪問看護が必要でも、月l回に手控えられるなど、必要なケアができないケースもあるという。これが、在宅看護の現実だ。
