昨夜は紀尾井ホールでダニール トリフォノフのコンサート。
ダニール トリフォノフというと、去年のショパンコンクール第3位(ショパンコンクール開催は
5年に一度)、今年6月のチャイコフスキー国際コンクール第1位(チャイコフスキー国際コン
クールは4年に一度)という実力派、しかもまだ20歳。
多分、今年の6月以前に今回のツアーの会場が押さえられていたのか、今後はここでやる
ことはないかも?と言うくらいの小箱(大ホールで収容800名)。
自分は2階席2列目ではあったが、ステージ上のピアノから斜め左すぐ上というかんじで
直線距離15メータくらいしか離れていない。
そのため良く見えるんだな、ダニールの表情とかハンマーの動き、ペダルを踏む足とか。
今までクラシックコンサートでは、至近距離から見るよりホールの構造から真ん中くらいから
みるほうがいいと思っていた。
全然違う、やっぱ前がいい。
コンサートは前半がショパン。
ショパン好きとしてはここが楽しみに行っていたんだが、繊細な感じで心に響いてこない。
「ん?」って、ちょっと拍子抜けしたけれど。
やっぱり人間だから、調子に乗るとかも影響するね。
休憩後のリスト、パガニーニ、チャイコフスキーはすごかった。
会場もこうなると興奮のるつぼだ。
この後半の流れから、アンコールも超絶。
あれはあれで一つの神だな。
ショパンのソナタもマズルカも、チャイコフスキーも心が奮える。
アンコールが終わった後の止まらない拍手に、結局アンコール5曲。
最後は、もう指が痛いというジェスチャーをして、ピアノのふたを閉めるふりして笑いを
誘って終了。
毎年、なぜか秋くらいからしかクラシックのコンサートに行かないけど、今年もその
シーズンが来た。
ダニールのピアノに触発されて「やっぱコンサート行きたい」と帰ってから検索すると
キーシンが来るのは知っていたけど、ブーニンも来てるんだね。
今の日本に来るのをためらうアーティストがいるのに、ロシア人って案外日本好き?
まともにチケット買うとクラシックは高いからなかなか全部は行けないけど、ヤフオクの
出番だ。