皆様こんにちは タキカワです
今回は9章 構造・構法 10章 材料 です
この分野は建築士の勉強と若干似ているところがありますね〜
だから、意外とレベル高いんですよ⤴︎
建築士に携わったことがある方には入ってきやすい内容ですね~
そうでない方でも、建築の構造・構造体 などの中には 言葉の語源 になったものなどが意外と多いので、覚えていくと面白いですよ⤴︎
9章・10章 はそんな建築の内容が基本から全て範囲です。
道具や部材の名称の問題は比較的覚えやすです。
それでは構造の流れを簡単に説明いたしましょう!!
建物は 地面に定置 させるものですので、 動かない不動の産物、だから不動産。
家の建て方は、その地面に定着させる所からです。
まずは地面に定着させる基礎。
基礎の上に乗せる土台。
土台の上に乗せる大引。
大引の上に根太。
そしてようやく床板が乗っかります。
上からの重さに耐える為、土台・大引・根太は徐々に細い材料になっていきます。
また、交互に組んでいき、材料一本一本の間隔を狭めていき、更に力を分散できる様になります。
↑上に行くほど材料が細くなり、細くなった代わりに量を増やす。納得できるでしょ?
柱は土台の上に立ち、柱をつなぐのが桁。その上に梁が渡って箱型の形状が出来上がります。
柱・桁 は100~120mm幅が一般的ですが、梁は長い距離を渡す役目なので柱より太くなります。
↑そうなると、上に行くほど細い材料になるというセオリーが出来上がらず、矛盾しているのでは?? って思った方いません?
その通りです!! でも、屋根は重いんですよね~⤵︎ 軽いと風で吹っ飛んじゃうから…。
床は人や家具の重みに耐えられる程度ですが、屋根は違います。
柱は鉛直方向の力には強いので上に柱より重い梁が乗っても耐えられます。
しかし、垂直方向には弱いので、梁は太くするしかないのです!!
この梁の上に小屋束が立ち、その上に母屋、その上に垂木、そしてようやく野地板で建て方の完成となります。
木造の家の基本はこの形を覚えておくことです。
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あとは、土台から基礎の間にアンカーボルトがあったり、根がらみ貫があったり、床下換気口やパッキンによる換気機能が備わったりと、細かい内容を覚えるだけ!
下から上までの構造を箇所ごと区切り、過去問の設問ではどの場所の事を言っているのか把握しながら挑んでいくと覚えやすです。
この構造で家が建つまでが9章。次の10章は完成させるための壁や断熱、保護材といった材料を掘り下げた章になります。
構造と併せて覚えるのが得策だと思っています。
そんな感じで過去問に挑んでみてくださいね!!
このオヤジは9章の構造が一番楽しく覚えやすかったかな~ 多分理論的だからかな??(^_^;)
まあ、楽しみましょう!
では、また次回!
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