地元では一番大きな病院で受け入れてもらった。


といっても、田舎の小さな病院。


担架で運ばれ、すぐに整形外科の先生が見に来てくれた。


少したってから、

レントゲンとCTを撮った。


激痛で、動くのもやっとだった。


先生が来て、

「骨折です。手術が必要な骨折です。

3ヶ所折れています。

手術は込み合っていて、早くて1週間後じゃないとできません。

入院は最低3週間。」


と言われた。


え、この激痛とそんなに戦わなきゃいけないのか?

と絶望だった。


その場に家族もいて、

みんなで、ええ?そんなにかかるんですか?

と口を揃えて言った。


入院の手続きやらなんやらを色々と済ませ、

病室に入ったのはもう夕方だった。


骨折したのが朝の10時くらいだったから、

半日がすぎていた。


先生がギプスをはめてくれて、

ほんの少し楽になったが、

痛くて足をベットに置くことも辛かった。


幸い、

手術は明日やってもらえることになった。


全身麻酔がどんなものなのか、

恐くてたまらなかった。


激痛ながらも、お腹がすいていた。


母に頼んで差し入れを持ってきてもらうと、

ものすごい量の食べ物が届いた(笑)


サンドイッチだけ食べて、

あとはひたすらじっとしていた。


痛くて痛くて、スマホをにぎっても、

なにもできなかった。


とにかく時間がたつのが長すぎて、

何度も時計を見た。


さっきから10分しか経っていないときもあった。


結局朝まで眠れなかった。


全身麻酔が楽しみになった。


この痛みと眠気から解放されるからだ。