恥じろ経産相 | kan-sukeのアメブロ

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観劇した舞台のことなど書いていました。
2015年9月より、新たにブログを作成し
そちらをメインブログとしております。
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 早速、野田政権に深刻な打撃を与える事態が身内から起きた。

それも、東京電力福島第1原発を視察したばかりの閣僚から

飛び出した。暴言を吐いたのは原発を所管する、

鉢呂吉雄経済産業相。避難区域である周辺の市町村を

「死の町」と罵り、同行した記者に「放射能をつける」などと言って
服をこすりつけるとあっては、閣僚どころか政治家として、

いや人間として不適格。


 当然、避難を強いられている方々は怒り心頭。第1原発が立地する

大熊町から猪苗代町のホテル『リステル猪苗代』に避難している

男性は「あそこを見てきたら、まともな街じゃないということは

誰でも分かるが、『死の町』とまで言うのなら国はもう住めないと

早く宣言してほしい」といらだちを募らせた。また、大熊町から

白河市に避難している元畜産農家の女性は原発事故のため

廃業に追い込まれた。「肉牛30頭を置いて来ざるを得なかった人の

気持ちを全く理解していない。こうした発言が風評被害を拡大させる

ことになるのだろうが、この人には何を言っても届かない」と語った。

 計画的避難区域に指定されている飯舘村の菅野典雄村長は

「ふざけるなと言いたい。我々は放射能で何十年も苦しまなければ

ならない状況にある。政治家としてまともに理解しているとは

思えない発言で辞任に値する」と怒りをあらわにした。

 原発作業員も憤りを隠さない。大熊町から田村市の仮設住宅に

避難中で、第1原発での作業経験がある男性は

「原発作業員たちが事故をどうにか収束させようと懸命に

働いているのに、開いた口がふさがらない」と話す。

現在も福島県外の原発で働いている男性は

「『放射能をつけたぞ』は子供じみていて本当にくだらない。

 そんな発言をするくらいなら視察に来ないでほしい」と。
 
 党内からの反発も当然で、福島県出身の山口和之衆院議員

(比例東北)は「今、福島は復興に向けて全力で戦わなくては

ならない時。揚げ足取りで国会がストップするようなことに

なってほしくない」と話す。また、古賀一成衆院議員(比例九州)は

「責任者として現場に行ってきたことを何か表現したかったの

 だろうか。こんなことで、もし政権がガタガタするなら

 日本の政治は世界の笑いものになる」と述べた。

もうなっているだろうが、いずれにせよ即刻罷免だ。