「私が厚相の時に体験した薬害エイズの構造とそっくりだ」
長野県茅野市で開かれた市民団体のシンポジウム、
みんなのエネルギー・環境会議に出席した菅首相。
経済産業省原子力安全・保安院のやらせ質問問題について、
自身が厚相時代の1996年に真相解明に取り組んだ
薬害エイズ事件と重ね合わせ、過去の原子力行政を激しく批判。
首相は薬害エイズ事件について
「国民の安全を担当する厚生省薬務局長が、天下りして
メーカーの利益を尊重する薬務行政になっていた」と振り返った。
その上で原発について「安全性を国民の立場でチェックしなければ
いけない保安院が、逆に推進する側のお手伝いを超えた形を
取っている。根本的な問題だ」と述べ、保安院を経産省から
分離する政府方針の意義を訴えた。
もう、厚相時代の薬害エイズとかかいわれ大根に
頼るしかないんだろうな。