こんにちは。

1回休みをした
「さよなら、Charice」は(まだ続きますが。笑)
もうちょっとお休みとして、
今日は、唐突ですが「夢」について書いてみたいと思います。

そして、さらに(なんと)唐突なことに、
今回はメジャーリーグ・レッドソックスで活躍する
上原浩治投手について、書いてみます。
それも、タイミングを外した去年のことについて(笑)。
(できれば、我慢してお付き合いください)

皆さんよくご存じのように
上原投手は、日本のプロ野球(巨人)で活躍し、
2008年のオフにFAでメジャーリーグのオリオールズに入団。
先発ピッチャーとして憧れのメジャーデビューを果たします。
しかし、チームはリーグ最下位に低迷する球団で、
しかも1年目からのケガもあって、
上原投手自身も素晴らしい時があったり1発に泣いたり、
さらにまたケガをしたりで、
なかなかシーズンを通して安定した活躍ができませんでした。

2010年には、リリーフとなってケガから復帰し、
次第に救援投手(セットアッパー)として
評価を高めていきます。
その後、2011年にレンジャーズに移籍し、
さらに2013年からは、レッドソックスに移籍。
救援投手陣の相次ぐ故障から、
6月にクローザーに指名されると、
ついに、上原投手がとてつもなく大きく花開きます。


2013年6月以降の活躍は、もう尋常ではありませんでした。
前半戦を終えた時、2勝0敗8セーブ、防御率1.70。
好調は後半戦も続き、
なんと26試合連続無失点、34人連続アウトを達成します。
(これは、本当に凄い記録です)

このあたりから、“こと”の重大さ、
上原投手の“凄さの異常さ”が、注目されてきます。
結局、後半戦は、29試合の登板で2勝1敗13セーブ、
失点はなんと、わずかに1点のみで、防御率は0.28。
まさに「神」というにふさわしい、
守護“神”としての働きでした。

ワールドシリーズへの進出を賭けた
リーグチャンピオンシップシリーズでも、
上原投手は大車輪の活躍。
6試合中の5試合に登板して、
1勝0敗3セーブ、4安打9奪三振、無四球無失点
完璧な結果で、
リーグ優勝決定シリーズのMVPにも選出されました。
そして、勢いそのままにワールドシリーズも
再び6試合中の5試合に登板し、
0勝0敗2セーブ、2安打3奪三振、無四球無失点。
チームをワールドチャンピオンに導きます。


最後のバッターを見事三振に打ち取り、
日本人選手として初めて
ワールドシリーズの胴上げ投手となりました。
ワールドシリーズでは、MVPにこそなりませんでしたが、
影のMVPとして上原投手を称える人は少なくありません。

今年も引き続き、前半は圧倒的な活躍をした上原投手ですが、
疲れか投球過多か、この夏に調子を崩し、しばらく戦列を離れ、
復帰後、再び調子を上げてきたところで
(チームも今年は地区優勝できず)今シーズンを終えました。
(来期は、また体勢を立て直して
 心機一転、活躍してくれることでしょう)

ところで、上原投手の投げる球種は、
ストレートとスプリット(高速フォーク?)のほぼ2種類。
速球は最高でも145キロほど。
多彩な変化球があるわけでもなく、
速球もクローザーとしては、速い方ではありません
(むしろ遅い)。
経験から来る駆け引きや投球術は長けているとしても、
そうしたものだけで、クローザーとして
そうそうあの圧倒的な結果を残せるものではありません。

では、何が上原投手に、
あれほどまでの活躍を可能にしたのでしょう。
去年の6月、クローザーに指名されてから、
神がかり的な活躍をした上原投手には、
実は、ずっと以前から
他の投手と決定的に異なる素晴らしい点がありました。
それは、まさに驚異的とも言うべき
「制球力」です。

上原投手の活躍を支えているのは、
コントロールのよさ、四死球の少なさ
(そして奪三振の多さ)
なのです。
「制球力」こそが、彼の最大の武器。
素晴らしい結果やパフォーマンスをたたき出す源なのです。

それは、数字的に見ても明らかで、
例えば、ワンバンドによるワイルドピッチの多くなりがちな
スプリット(フォーク)を多投する投手でありながら、
ワイルドピッチは、日本での10年間でたったの10個、
メジャーリーグ5年間ではわずかに3個。
無四球試合も多く、所属した球団では、
次々と連続無四球試合数の球団記録を塗り替えています。

球速も特別速くはなく、変化球もほぼ2種類なのに、
上原投手は、メジャーリーグで最も四球を出さない、
つまり最も
「打者との勝負を逃げない投手」の一人、
と言っても過言ではありません。
また、暴投をしたり、四死球を出さずに
ここぞという時にきっちり三振を取れる投手の一人、
でもあります。

そうした、抜群の制球力を背景にした
「打者との勝負を逃げない」投球スタイルが、
速球のMAX145キロという上原投手のピッチングに、
技巧派ピッチャーというイメージではなく、
あたかも剛速球ピッチャーのような
真っ向勝負の小気味よさ
もたらしているのです。
そして、それこそが、
上原投手の最大の魅力なのだと、私は思います。

そんな上原投手は、巨人に入団を決めた頃から
メジャーリーグ行きの「夢」(憧れ)を持っていました。
しかし、彼は、
「夢」は実現しない、儚く消えてしまうものだから、
「夢」という言葉は嫌いと言っていました。
なので、彼は本当に実現したいこと(メジャーリーグ行き)を
「夢」と言わず「目標」としました。

そして、その目標を持ち前の「雑草魂」で実現し、
(「雑草魂」はあまり好きな言葉ではないのですが)
ケガなどで苦労をしながらも、
ワールドシリーズで活躍・優勝し、
しかも胴上げ投手になるという
(おそらくは)彼の描いていた目標よりも
はるかに大きな仕事を成し遂げました。

その優勝した瞬間、彼が思わず口にした言葉は──
以前は嫌いだと言っていた
「まるで“夢”の中にいるよう」
でした。

多くの人が「夢」と簡単に言ってしまう遙か彼方のことを、
敢えて「夢」と言わず「目標」として掲げ、
それを本気で本当に実現させた時──
そこで見えた景色こそが、
彼をして初めて素直に「夢」と言わせた世界でした。

野球の神様は、「夢」を夢見るだけの安易な「夢」とせず、
しっかりした目標として努力し実現した上原投手に、
とびきり素敵な「夢の世界」
プレゼントしてくれたのです。

───────────────────────────

さて、話は変わって、この辺で話をチャリのことにすると、
(これは一応、チャリのことを書くブログなので。笑)
いまのチャリにとって、「夢」とはなんなのでしょう。

「チャリス」「夢」と言えば、
「Dream Notebook」ですよね(笑)。
チャリは幼い頃、絵を描くのが好きで、
貧しい中、母親にスケッチブックを買ってもらい、
それを「Dream Notebook」と呼んで、
自身の「夢」を描いていたと言います。
その最初の方には、
憧れのセリーヌ・ディオンや、アンドレア・ボッチェリ
チャリがデュエットしている絵が描かれています。

そして、ご存じのように
チャリは、それらの夢をことごとく見事にかなえました。
(それも、夢が向こうからやってくるようなカタチで!)

そしてその後、いろいろなことを経たいま、
チャリの「夢」とは何なのでしょう。
もしもいま、「Dream Notebook」に描くとしたら、
チャリは何を「夢」として描くでしょう。

幼い日の夢がかなったあの日──
憧れのセリーヌ・ディオンに、
MSG(マディソン・スクエア・ガーデン)での
コンサートに招かれた2008年9月15日。
チャリは、18,000人の観客を前に、
「Because you loved me」
C.ディオンとのデュエットで堂々と歌いあげました。

長身のC.ディオンに比べてチャリはいかにも小さくて、
本当に「可愛らしい少女」という感じでした。
ステージに招き上げられたチャリが
歌う前に「I'm nervous(ちょっと緊張してる)」と言うと、
C.ディオンは、
「大丈夫。ここにいるのは、
 みんなあなたのbrothers & sistersなのよ」

という優しい言葉で、チャリをリラックスさせてくれます。

でも、歌い出すと、そんな緊張など嘘のように、
チャリは素晴らしい圧倒的なパフォーマンスを披露します。
その歌は、とても見た目のような
「少女」の歌ではありませんでした。
1フレーズ歌い出した瞬間から、
聴衆はみな、初めて見るこの無名の少女が、
とてつもない才能の持ち主であることに驚かされ、
曲の途中からスタンディングオベーションを贈ります。

チャリファンの皆さんなら、何度もご覧になった
(その有名な動画はこちら↓)
https://www.youtube.com/watch?v=LPbzKgZHWHA&feature=related

そして、歌い終わって客席に戻ろうとしたチャリに
C.ディオンは、何という言葉をかけたでしょう。
それは

「今度は、あなたのコンサートに私を招待してね」

でした。
C.ディオンとデュエットしたいという
チャリの夢は、見事にかなえられましたが、
その素晴らしい夢には、続きがあります。(あるはずです)

チャリがもし本当に
C.ディオンとデュエットできたことに感謝をしているなら、
何故そんなことがかなったかを、心に留めているなら
チャリはこの日の、
C.ディオンの言葉に応えなくてはなりません。
(「夢の続き」を紡がなければなりません)

それはつまり、今度は
MSGで自身のコンサートを開き、
会場を埋め尽くす18,000人の観客の前で
C.ディオンとの「夢のエピソード」を語り、
彼女をステージに迎え上げてデュエットをすること。


たとえ、コンサート会場がMSGでないとしても、
そこは、天下の
C.ディオンをゲストに迎えても恥ずかしくない
ビッグステージでなければなりません。

チャリは、間違いなく
当代きっての歌の才能に恵まれた稀有なSingerです。
いま世界中で活躍する多くの優れたSingerが、
チャリの才能がどれほどのものかを、
最も実感を持って敏感に感じていることでしょう。
すでに共演した多くの歌手との動画を見れば、
彼らが、どれほどチャリの才能を高く評価しているかが
明白に感じ取れます。

その際限さえ知れないほどの才能は、もちろん
これこそ歌の神様からの贈り物。
(チャリ自身がいかに努力してきたとしても)

だからこそチャリは、その貴重な神様からの贈り物を、
精いっぱい花開かせなければなりません。
それが、人類にこんな素敵な歌を歌える才能を授けてくれた
神様に対する礼儀です。

でもそれは、普通に考えて、
(特に昨今のチャリの状況を考えると)
そう簡単なことではありません。

それでも、チャリは、
Most talented girl in the world
の才能を授かった人として、
この、次の「夢」に向けた挑戦に、
果敢に踏み出さなければなりません。
だって、
「チャリスは、Soldier なんだろう?」


─────────────────────────────
最後に、改めてチャリの才能の一端
見てもらえたらと思います。
9分以上を全身全霊で歌いきる(一部音程が怪しくなりますが(^_^;))
2009年、シアトル近くのTacomaで催されたイベント(?)での熱唱。
タガログ語の曲のメドレーです。

魂の底から噴き出してくるような、
この全身全霊さ、至上感、カタルシス感──。
まるで歌の神様が乗り移ったかのように、
まさに圧倒的な歌いっぷり。
この尋常ではない歌唱は何なのでしょう。

タガログ語なので、
私は歌詞の意味がまったく理解できませんが、
この歌、皆さんにはどう聞こえるでしょうか。
私には、勝利の歌に聞こえるのですが、いかがですか。
(その動画はこちら↓)
https://www.youtube.com/watch?v=oHM8UyOTXmI&feature=related

ちなみに、こういう歌い方は
(以前、チャリが言っていたように)
確かに喉を酷使し、
現役歌手としての寿命を短くするものかも知れません。
そう考えるのは、正しいと思いますし、
もちろんそれは理解できます。
でも、そこにある歌に対する姿勢は、どうなのでしょう。

速球のMAX145キロという上原投手が、
あたかも剛速球ピッチャーのような真っ向勝負の小気味よさを
発散できるように、
目標や課題、問題などから逃げない姿勢、
さらなる高みへとあくなき挑戦をする心意気
が、
「技術(テクニック)」に「魂」を吹き込む
のだと思うのですが、
皆さんは、どう思われますか。

いまチャリは、もうこういう歌い方はしないでしょう。
でも、どういう歌のスタイルになったとしても、
素晴らしい技術=「歌唱力」天賦の「美声」
「魂」を吹き込むこと
後退させるわけにはいきません。



聴く人の心に深く染みわたり、
熱くピュアな感動の涙を
流させてくれる歌を歌うために。

またまたお久し振りの更新です。
(毎回、もう本当にすみません)

ところで、今年の3月から始まった
チャリのWorld Tourも、
いよいよ8月30日に行われた、
バージニア・ビーチ_Sandler Centerでのライブで
終了しました。

半年間にわたり、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどで、
20回近く催されたツアーでしたが、
日本は、残念ながら含まれていませんでした。

さて、チャリは今年、日本には来ないのでしょうか。
今年中(or来年早々)のコンサートでの来日が、
すでに不可能なのはわかっていますが、
せめて次に、コンサートで来日する時のための下打合せとか、
そのためのプロモーション的活動としての番組出演とか、
来日コンサートに向けての計画が進んでいることを
見せて欲しいものです。
そして、次のオリジナルCDのプランについても.


日本の、
日本でいまなおチャリのことを思っている
多くのチャスターのためにも、
本業でしっかりやっている姿を直接見せて欲しいと思います。

では、(皆さん、お聞きになったかと思いますが)
そのチャリの2014 World Tourの最終回
バージニア・ビーチでのパフォーマンスを聴いてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=B-S45SpByAs

こんな感じで、今回のチャリのWorld Tourは終わりましたが、
つい最近(ご存じ方も多いと思いますが)、
チャリにはプライベートなことで
大きな出来事がありました。
それはマミー・ラケルさんとの和解です。

もう1年以上前になるでしょうか、
(チャリのカミングアウトに関連して)
ガールフレンドであるアリッサとのことで、
チャリとラケルさんの関係は、溝ができたままでした。

それがつい先週頃から、チャリ、ラケルさん、弟のカール君に
アリッサを加えてのにこやかな(家族?)写真が、
ネット上で見られています。

基本的にそのことは、
(チャリのプライベートなこととして)
よかったと思いますが、
どういう経緯があって和解に行き着いたのか、
詳細を知らない私としては、
何だか釈然としていません。
そして、正直、複雑な気持ちです。

今回は、チャリがカミングアウトの時に言っていた
「mommy(家族)との和解こそが、
 Best Achievement(ベストな着地点?到達点?)」

という、その通りになったのですから、
プライベートなことに関して、チャリはいま、
カミングアウトを経た後で、
最も幸せな心理状態にいるのではないでしょうか。

そしてこれからは、
ここに至るまでの経緯はともかく、
(しばらくの間、開店休業状態だった)
アーティストとしての本業に
チャリは、邁進するべき時だと言えるでしょう。

さて、チャリは実際、これから
どういうNew Chapter
見せてくれるでしょう。

そんなことを考えながら、
最近はちょっと懐かしい、
チャリのこんなパフォーマンス
Pyramidなどを聴いています。

https://www.youtube.com/watch?v=NBDbPZWoboQ&list=PL9D8A6D3939551B8B
ほんとに、ほんと~に、お久しぶりです。
相変わらず、なかなか更新できなくて申し訳ありません。
今回は特にひどくて、何度か訪れてくださった方には、
本当にごめんなさいという思いです。

ところで、前回の「さよならCharice-2 」では、
最後に“続く”と書きましたが、
今回、その続きは一回休みとして、
今日は、別のことを書かせて頂きたいと思います。

皆さん、よくご存じのように、チャリはこの春先から
復帰公演?のWorld Tourを行いました。
3月のカナダやLAをはじめ、
4月初旬には、初のオーストラリアでのライブを、
そして、5月10日には、サンディエゴで、
22歳の誕生日にBirthday Concertも行いました。
6月にも6回、7月8月にも
(回数は少ないですが)行う予定です。

World Tourの模様は、
YouTubeにも、いろいろとアップされているので、
そのパフォーマンスは、
多くの皆さんがご覧になったことと思います。
コンサート日程はこちら。


さて、今回のチャリのWorld Tour。
チャリファンの皆さんは、
どのようにお感じになりましたか?
チャリ自身の歌やパフォーマンス、
コンサートとしての総合的な評価・魅力、
音楽的な質や完成度…などなど、
どうお感じになったでしょうね。

多分、David Foster & Friendsコンサートなどの
安定したコンサート・クオリティ
(こんな言い方はないでしょうけど)を基準に考えると、
正直言って、
チャリの今回のWorld Tourは、いろいろな意味で
残念ながら“まだまだ”と言わざるを得ないでしょう。
(批判をしている訳ではありません、
 どうか誤解をしないでください)

約一年前のチャリのカミングアウト前後、
そしてそれ以降の日々、チャリは
Most Talented Girl In the Worldと言われた
自身の才能を持て余すが如く、
(結果的に)本来の音楽活動をほぼ休止していました。
(USでも、その後、CD1枚すら発売していませんから)
そして、満を時して(?)臨んだ今回のWorld Tour。
でも、果たしてそれは、
十分満足のいくものではないように感じられます。
そしてそのことは、
ミュージシャン、アーティストである
チャリ自身が、一番よく
わかっているのではないでしょうか(と想像します)。

さらに、ここから先は、
(チャリはそんなことは、
考えていないかも知れないことですが)
敢えて私の個人的な“思い込み”として書かせて頂きます。

私はいま、
昨今のチャリのコンサート(のYT動画)を見ていて、
昨年のカミングアウト前後にチャリが言っていた
“ある言葉”を思い出しています。
それは次のようなことです。
(具体的な言い回しは少し違うかもしれませんが)

(このカミングアウトによって)
『いままでの私のCareer(キャリア)を
 もう一度やり直さなければならないとしても、
 私はそれを厭(いと)いません』


です。
これは、何を意味しているのでしょうか。

チャリは、自身のカミングアウトにより、
それまでの(苦労はあったにせよ)
ある意味シンデレラストーリー的な状況で積み上げてきた
自身の音楽活動のキャリアを諦める──
白紙に戻すことになっても、それを甘受すると言ったのです。
オプラに認められ、
David Fosterに可愛がられて積み上げてきたCareerを
捨てることになってもいいと、
それでも、自分らしく生きたい
と言った訳です。

でも、それはどうだったのでしょう。
そんなことをして、
やり直しなんてきくものなのでしょうか。
私は、音楽業界のことはよくわかりませんが、
せっかく培ってきたかけがえのないCareerを
自ら放棄するなんて…。

そんなことをしたら、“普通は”もう二度と
チャンスは巡って来ないのではないでしょうか。

いままでのCareerを捨てる(?)こと。
それは、あまりに決定的だと思えます。
そういうことをしても、
才能や実力さえあれば…
人一倍の努力をすれば…

というような甘い世界では、もちろんないと思います。

チャリが“リスタート”する場は、
極端に言えば、段差のないようなステージで
カラオケのスイッチを自分で入れて歌い出すような
(ずっと昔に、
 チャリのそんなYT動画があったのを思い出します)
ローカルでマイナーな舞台さえ、
冗談ではなくなるような世界かも知れません。

まあ、いくらなんでも、それは極端かも知れませんが、
それにしても、プライドを捨て、
恵まれた条件ではない環境や立場を受け容れ、
さまざまな妥協の中で歌わなければならない状況は、
充分にあり得ると思えます。

そしていま、(私の思い込みでは)
チャリはそんな状況の中で
World Tourをやっている(?)のではないか
と(何の根拠もなく)思っています。

それでもChariceは、歌う。
その姿こそが、まさに
チャリが覚悟したCareerのやり直し
ではないかと。

私はそんなふうに思いながら、
Chariceの、十分ではないWorld Tour
“生で”ではありませんが、見詰めています。

さて、本当のところ、
(Chariceの心境・状況)はどうなのでしょう。
Philippineで、Little Big Starに出ていた頃の、
謙虚だけれども高邁な望みを秘めていた(と、感じさせた)
聴く人に
International Singing Sensation
言わしめた歌心を、
いまはどれだけ熱く燃えたぎらせているでしょうか。

私たちが、耳を澄ませ、心を張り詰めて聴けば聴くほどに、
Chariceの歌は、
その卓抜した繊細さや精緻な美しさによって、
私たちの心を解放し、癒し、
“感動”という夢の世界
へと誘(いざな)ってくれました。

そんなChariceの真骨頂ともいうべき
Charice Musicの世界を、
Chariceは
リスタートした新たなCareerの中で
果たしてどんなカタチで、
私たちに見せてくれるのでしょうか。

そのことを信じて成し遂げるのは、
Charice自身だけが「すべきこと」でしょうか。
それとも、私たちChariceを応援する側にも、
信じて「すべきこと」「できること」
が何かあるでしょうか。

そんな取り留めのないことを思いながら、
私は、Chariceの最近の歌を聴いています。


そして、もうひとつ
カミングアウトの時に
チャリが行った言葉で忘れられないフレーズがあります。
それは──

This is it! New chapter.
Welcome, welcome to my crazy life.


『こういうことです。
 新しい章(の始まり)です。
 さあ、私のクレイジーな人生にようこそ』


さて、私は(私たちは)、
クレイジー(と、チャリが言う)Chariceの人生に、
どこまで付き合えるでしょうか。

そんなことをちょっと考えながら、
最近のChariceの歌を聴いてみてください。

伝説的なエタ・ジェイムスの名曲
「At Last」
フィリピンで2番目に大きいと言われる巨大モールの
Mall Of Asiaのライブで歌うCharice(2014.3月)。
https://www.youtube.com/watch?v=NT-WXWYMiRg

もう1曲、
キーボードのトロイとのデュエットで歌う
アリシア・キーズのグラミー曲
「If I Ain't Got You」
https://www.youtube.com/watch?v=CD4Dcot4LsA

相変わらず、いまもモールで歌うCharice
マイクがハウリングが起こしてしまっても、
気にせず歌うChariceです(笑)。