春祭り2024 十三日目
なんとなく岐阜県本巣市の旧真正町の真桑というピンポン的な場所へ行って見ようと思い立ったので、自転車で出かけてみた。
自宅からだと24キロ程というが、そこに何があるのかはある一つの情報しか知り得てはいない場所だ。
ルート上に墨俣一夜城を横切り、昨日まで開催されていた桜祭りの片付けが、春が一つ終わりを告げた感じがして、むなしくなってきた。
所々桜が楽しめるが、ソメイヨシノではない枝下や八重咲きでした。
一夜城から犀川沿いを北へ進み、東海道線を越えると古びた感じのガター橋が見えてきた。
大垣~樽見間を走る元国鉄路線の樽見鉄道です。
一時間に一本しかない超ローカル鉄道で、時刻を確認したら15分程で大垣行きが来るので待つことに。
風情があって良さそうな場所です。
指差す先には
人が普段から利用している形跡がある勝手踏み切りが出来ていた。
堤防沿いの道は整備はされてはいないが、普段から散歩などで利用されているようで走りにくくはなかった。
近く十九条駅があるので、進入時にならしてきた警笛でまもなく通過することが分かった。
先週だったら桜がきれいでもう少し絵になる写真が撮れたかな。
こんなとこで道草食ってると帰りが遅くなるので目的地まで急がねば。
堤防沿いは桜並木が続いていたが、一週間遅かった。
この辺りに来ると、柿の木が沢山見られる。
ここ瑞穂市が富有柿発祥の地である。
それについてはいずれ史跡として紹介しておく。
この他にもいくつか見てきたのでいずれ。
ついに一番来たかった真桑という地区ではないがそこに近い場所の交差点です。
ここにある看板が建っている。
それこそが真桑うり発祥の地である。
真正町になる前の真桑村で作られていた黄色いメロンのような瓜が各地に広まってマクワウリと言う名称が知られるようになったのでしょう。
この辺りでは現在それほど生産はされてない他、店頭にならんでいるのもそれほど見ないが、苗や種はそれなり見ますね。
今年はその苗を購入したが、それほど楽しみではないのは、メロン程は美味しいと思って食べた記憶がないからだ。
ここに来ただけでは真桑を感じられないので、さらに北にある樽見鉄道の北方真桑駅へ行って見ることに。
国鉄時代からと思われる、現在は無人駅と化した懐かしい駅舎である。
建物内の窓脇に、当時利用されていたタブレットという信号代わり的な物が残されていた。
旧車両のカラーの駅名標識。
ここにも織田信長が愛したまくわうり発祥の地の看板が建っている。
まくわうりひろめ隊とはどんな活動を。
ここら一駅先にあるモレラ岐阜までちょっと寄り道して帰ることに。
田舎の閑散としているモールかと思ったけど、以外と多くの客で賑わっていたことには驚いた。
長良川を渡り岐阜市へ。
この辺りには行って見たい場所があるのでそこを目的地としてその辺りをブラブラ巡りたい。
西岐阜駅をくぐり抜けるところで、停車中の列車を下から眺める絶景ポイントだ。
この西岐阜駅は隣の陸橋と繋がった感じの作りと田舎過ぎない都会でも無いところがなんとなく好きだ。
アニメ安達としまむらの作中にも主人公達が利用する駅としてよく登場していた。
この辺りも探索してみたい。
結局寄り道しながら日の暮れた頃の帰宅となった。