プラモデルを作る方なら「作る前に必ずお読み下さい。」という言葉を目にしたことがあるだろう。
この「作る前に必ずお読み下さい。」という言葉はタミヤ製のプラモデルにおいて、キャラクターがボードなどに書かれたこの言葉を掲げているのです。
だがしかしこのキャラクターが掲げる「作る前にかならずお読み下さい。」はここ最近の新製品では見かけなくなってしまった。
そこで早速そのキャラクターを集めてみた↓
ここで集められたのがミリタリー系とカーモデル、ラジコンである。
①~⑫番までがミリタリーの乗り物等の説明書に描かれていた人物であり、⑬と⑭は戦闘機に⑮~⑰はカーモデル、⑱がラジコンである。
これを見るにミリタリーでは多彩な顔触れがあるが、カーモデルに至っては持っている説明書では皆つなぎを着たおじさん一人だけであり、ラジコンも同様にドライバーとスタッフのコンビだけであった。他にもいるかもしれないが、手持ちのもではこれだけしかいなかった。
①③⑤⑦⑨⑮は日本語版、②④⑥⑧⑩⑯は外国語版であるだけで、色の濃さは別として特に違いが無いように見えるがそうでもない。
⑦と⑧を見ていただくと色が反転しているか見てとれる。
しかしすべて登場するのは男性キャラのみで女性キャラはいなかった。なぜだろうかな?
だがそれ以上に重要な事柄に気付かないであろうか? 日本語の文章をそれぞれ比較してみてみると「作る前にかならずお読み下さい。」という言葉以外にも「作る前にお読み下さい。」という文面がある。
「作る前にお読み下さい。」ということはただ単に読んでとは言っているだけであると思うが、「作る前にかならずお読み下さい。」では絶対に読んでくれないと作れないのでしょうか?
ですがこの「作る前に(かならず)お読み下さい。」は組み立て方の部分は当然見るので全体のことを指示しているわけでなくて、この言葉の下の文章の注意書き等を示したことだ。
と言っても私自身、読みなさい!と書かれている作る前に(かならず)お読み下さいの文章を滅多に読んだこともないし一度読めば他の説明書にも同じことが書かれていることだから何回も読む必要が無いと思う。
しかし、最近の新製品には注意と題されたものに注意文句が書かれているだけで目にも止まらないが、キャラクターが描かれている分には気になって目が行ってしまうのはなぜだろうか? 現在はそこまで注意書きに重要視していないだろうか、それともキャラクターが古すぎて現代には合わないとか。その辺はどうなんでしょう・・・。